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部屋でラケット振らないで 妻に注意されつつも、ついつい日々屋内素振りに勤しんでしまうテニスジャンキーのひとり言です。運動メカニズム(理論)と内部意識(感性)、このすり合わせが楽しい!が、上達は遠回り?

試合の目標

先日、妻のシングルスの試合を見て、試合の目標について、あらためて思うところがあった。

妻は、中学は軟式、高校は硬式、大学もテニスサークルと、それなりの経験者であるが、長年のブランクを経て、今では初中級レベルに衰退してしまった。
昔はストロークが得意で、ショートクロスやストレートパスなども結構決めていた気がするが、今では当てて止めるだけのスイングで、ミスだらけだし、入っても止るようなボールしか打てない。。。

そんな妻が、今年はシングルスの試合に出るというので、勝ち負けは度外視し、分相応の目標を設定しよう、ということになった。
目的の第一は、「振り切ること」。あとは難しい(細かい)ことを色々言っても、記憶できないので、コートで見れるようノートにポイントだけ書いて渡した。

試合の相手は、正確で粘り強いストローカーで、手ごわそうだったが、きちんと振り切ることを意識しているようで、ボールのスピードや伸びは、学生時代のようだ。
「おー、なつかしい・・・」と一人感傷?に浸っていると、ネットに出てきた相手を絶妙なロブで抜くなど、プレーが冴えてきて、一時は逆転した。
最後は、ストロークて押しているものの、決め手に欠いて、粘り負けの展開が続き、4-6で敗戦。

試合から戻ってきた妻いわく、「負けたけど、楽しかったし、課題が分かった」とのこと。
なるほど、ストロークを振り切って、自分のペースにすることはできていたし、相手をストロークで押し込んだ後の展開の無さが課題、と一目瞭然だった。

人の試合ではあったが、レベルはどうであれ、自分なりの目標(単純なものでもいい)を掲げて試合で実践できれば、楽しいし、次の具体的な課題・目標がはっきり分かり、とても有効だなぁと実感できた。
どこかのコーチが言っていたが試合は、「目標(課題)を実践して、次の課題を見つける場」と考えると良さそうだ。

おせっかいのつもりでやった人の目標設定だが、自分にもよい気付きがあって良かった。
今後自分の試合でも、勝敗より目標設定と試合での実践を大事にしていきたいと思う。
課題 | 投稿者 gayanocchi 21:03 | コメント(0)| トラックバック(0)
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