2009年04月27日
肩と腰を「離す」構え
今日も遅いが、忘れぬうちに
4スタンス理論で知り、みぞおちの意識と共に、気になっていたA1(つま先内側)タイプの構えのポイント。
フォアなら利き腕の肩と前足側の腰を遠くに引き離すように、肩の前が突っ張る感じで少し上方に肩甲骨を入れ(引き)、前足は、自然に脱力し、少し膝が落ちるような感じでセミオープンのスタンスを作る。
対角線上の肩と、腰の距離が離れるような形になるが、この形がA1タイプの自然な構えとのことらしい。
先日壁うちで試したときはフォアハンドが良い感じだったが、バックハンド、サーブ、ボレーすべてで試したらどうかと思い、壁うちとスクールでやってみた。
バックハンドと、サーブでかなりよい感触が得られた。
バックハンド(片手)のスピンは、非利き手側の肩と前腰を離すが、構えの段階から、非常に安定感がある。後ろ肩の肩甲骨を少し上に引くことで、重要ポイントの後ろ腰も自然に引き上げられる。また、体幹の捻りもしっかりと作れ、スイング軌道が大きく安定し、楽に安定したスピンが飛ばせるようになった。
バックハンドスライス(片手)にも効果あり。
片手のバックスライスは、後ろの肩が前に流れてはいけないが、構えの段階から後ろ肩(肩甲骨)を引いておくことでスイング終了まで後ろ肩をそのままロックしておきやすい。
直線的な鋭いスライスになり、スクールでもコーチから、スライスの質が上がったとお褒めの言葉
あと、サーブの球質にも良い効果があった。
サーブの場合、肩(肩甲骨)の引きを意識すると、トスアップ後、利き手の肩は斜め後ろ下方に引き下げられ、体の傾きと捻りが強く入るようになる。この状態から打ちに行くサーブは、かなりキレが増していたようた。
特にスピン系のセカンドがキックするようで、コーチのリターンもまともに返ってこず。かなり良い感じ
試合形式では、サーブ以外はこの意識は吹っ飛んでいたが、ボレーもいつもより安定して打てる感覚があり、すべてに通じる重要ポイントと言えそうだ。
4スタンス理論おそるべしやはりホンモノのようだ。
雑誌の解説だけでは、すべてを理解するのは難しいが、一つずつ試してみるだけでも効果が感じられるのもよいところだ。
テニス版の4スタンス本早く出ないかな~ うーん、待ち遠しい。。
4スタンス理論で知り、みぞおちの意識と共に、気になっていたA1(つま先内側)タイプの構えのポイント。
フォアなら利き腕の肩と前足側の腰を遠くに引き離すように、肩の前が突っ張る感じで少し上方に肩甲骨を入れ(引き)、前足は、自然に脱力し、少し膝が落ちるような感じでセミオープンのスタンスを作る。
対角線上の肩と、腰の距離が離れるような形になるが、この形がA1タイプの自然な構えとのことらしい。
先日壁うちで試したときはフォアハンドが良い感じだったが、バックハンド、サーブ、ボレーすべてで試したらどうかと思い、壁うちとスクールでやってみた。
バックハンドと、サーブでかなりよい感触が得られた。
バックハンド(片手)のスピンは、非利き手側の肩と前腰を離すが、構えの段階から、非常に安定感がある。後ろ肩の肩甲骨を少し上に引くことで、重要ポイントの後ろ腰も自然に引き上げられる。また、体幹の捻りもしっかりと作れ、スイング軌道が大きく安定し、楽に安定したスピンが飛ばせるようになった。
バックハンドスライス(片手)にも効果あり。
片手のバックスライスは、後ろの肩が前に流れてはいけないが、構えの段階から後ろ肩(肩甲骨)を引いておくことでスイング終了まで後ろ肩をそのままロックしておきやすい。
直線的な鋭いスライスになり、スクールでもコーチから、スライスの質が上がったとお褒めの言葉
あと、サーブの球質にも良い効果があった。
サーブの場合、肩(肩甲骨)の引きを意識すると、トスアップ後、利き手の肩は斜め後ろ下方に引き下げられ、体の傾きと捻りが強く入るようになる。この状態から打ちに行くサーブは、かなりキレが増していたようた。
特にスピン系のセカンドがキックするようで、コーチのリターンもまともに返ってこず。かなり良い感じ
試合形式では、サーブ以外はこの意識は吹っ飛んでいたが、ボレーもいつもより安定して打てる感覚があり、すべてに通じる重要ポイントと言えそうだ。
4スタンス理論おそるべしやはりホンモノのようだ。
雑誌の解説だけでは、すべてを理解するのは難しいが、一つずつ試してみるだけでも効果が感じられるのもよいところだ。
テニス版の4スタンス本早く出ないかな~ うーん、待ち遠しい。。
2009年04月20日
コースの切替と打球位置への移動(課題)
前回のスクールレッスンで、あらためて課題が明らかに。。。
ストロークラリーで、ストレート⇒クロス、クロス⇒ストレートとコースを切り替えるのがへたくそだ。
特にストレートか逆クロス側から来たボールをクロスに切り替える時、巻き込む?ような当たりになってしまい、パワー・コントロール共に良くない。
インサイドアウト軌道のスイングができなくなってしまっているようだ。
このところ、正面から来たボールに対する力の伝え方は、少しずつ分かってきた気がするが、当然試合では、あらゆる角度から様々な球質のボールが飛んでくるし、それに対応できなければ、理想のスイングなんていっても使い物にならない。
独学しづらい点なので、今度コーチに相談してみよう。
あと、コース切替の打ち方も大切だが、ベストな位置に確実に入れていないことが根本的な原因かもしれない。
忘れがちなので、大事と思われる点を整理しなおそう。
1)まずは、相手が構えるまでに、可能な限り、最適なポジションに移動し、相手に正対すること。
2)相手が打つタイミングに合わせて、ステップを入れて、ボールと相手のラケット面に集中、コースを予測する。
3)飛んでくるボールのコースの後ろに軸足を入れられるよう素早く打球位置を予測し、移動する
4)軸足をボールコースの後ろに決め、どこにでも踏み込める構えを作る。
雑念が多いと、特に1)と2)がおろそかになり、予測の失敗が致命的な準備の遅れに繋がる気がするので、要注意だ。
1)と2)は特に意識しよう。
当たり前のことだが、かなり難しい。考えてすぐできるものでもない。
但し、普段から意識を置いて練習しないと、成長もないだろう。
ラリー練習や試合形式では、打ち方より、このあたりの意識を優先していこう。
ストロークラリーで、ストレート⇒クロス、クロス⇒ストレートとコースを切り替えるのがへたくそだ。
特にストレートか逆クロス側から来たボールをクロスに切り替える時、巻き込む?ような当たりになってしまい、パワー・コントロール共に良くない。
インサイドアウト軌道のスイングができなくなってしまっているようだ。
このところ、正面から来たボールに対する力の伝え方は、少しずつ分かってきた気がするが、当然試合では、あらゆる角度から様々な球質のボールが飛んでくるし、それに対応できなければ、理想のスイングなんていっても使い物にならない。
独学しづらい点なので、今度コーチに相談してみよう。
あと、コース切替の打ち方も大切だが、ベストな位置に確実に入れていないことが根本的な原因かもしれない。
忘れがちなので、大事と思われる点を整理しなおそう。
1)まずは、相手が構えるまでに、可能な限り、最適なポジションに移動し、相手に正対すること。
2)相手が打つタイミングに合わせて、ステップを入れて、ボールと相手のラケット面に集中、コースを予測する。
3)飛んでくるボールのコースの後ろに軸足を入れられるよう素早く打球位置を予測し、移動する
4)軸足をボールコースの後ろに決め、どこにでも踏み込める構えを作る。
雑念が多いと、特に1)と2)がおろそかになり、予測の失敗が致命的な準備の遅れに繋がる気がするので、要注意だ。
1)と2)は特に意識しよう。
当たり前のことだが、かなり難しい。考えてすぐできるものでもない。
但し、普段から意識を置いて練習しないと、成長もないだろう。
ラリー練習や試合形式では、打ち方より、このあたりの意識を優先していこう。
2009年04月11日
気合と気負い
試合で劣勢なとき、気合を入れて気持ちを奮い立たせるときがある。すると集中力が高まり、良いプレーが出て来て、追いついたり、逆転できることもある。
しかし、そこから良いプレーを維持することが難しいように感じる。
気合は高まっているのだが、自分でも熱くなってるなーと感じられるレベルになってくると、逆にプレーが雑になったり、ぎくしゃくしてきてミスが増える。こうなるとまるっきりカラ回り・・・ たぶん回りからも見苦しい
これは気合を通り越して、気負っている状態になってしまっているのであろう。
テニスはスポーツの中でも、熱くならずに、冷静にプレーすべき部類に分類されるらしい。
確かに、本当に試合が強い人は、ボールも良い物を持っているが、それよりも弱点や逆を冷静に衝かれて、攻め手も逃げ手も塞がれていくような圧力を感じる。
ナダルとか見ていると、テニスでも気合は必要そうだが、いわゆる「気合だ~!」みたいな表に表れる類のものではないと感じる。これは「気負い」に変わりやすい。
「心は熱く、頭は冷たく」、という感じが理想なのではないだろうか?
過去を振り返って、ずっとよい集中が出来ていたときは、一つ一つのプレーに一喜一憂せず、淡々と次のボールに集中し続けていたように思う。
カウントも忘れ、気づいたらゲームセット(オイオイ)なんてこともあった。
試合では、こういった集中状態を意識的に作り出して、継続できるようになりたいものだ。
そのために自分ができること・・・
・まずはボールのリズムに集中し、自分のラリーのペースをつかむこと。
・戦略は、プレーの合間に考え、プレー中はそれを実行することに専念する。
・プレーの結果に感情を委ねず、次のプレーの前に気持ちをリセットする。
・但し、ミスが多い場合は、プレーの合間になるべく客観的に原因を探し、とりあえずでも対策を決め、次のプレーから実行する。
こうして書いてみると、
次のプレー(未来)を冷静に考える、
今のプレーはそれを着実に実行することに専念する
プレーの結果(過去)はすぐに忘れる(ように心がける)
ことに行き着く。 でもこれってなんだか、テニスに限った話ではないような・・・
「気合」といっても、まわりに「見せ付ける情熱の赤い炎」⇒ではない。
プレーに集中するためにだけ、自分の「心の中で密かに燃える青い炎」みたいな感じ
だろうか
書きながらなんとなく考えがまとまった?ようなので、試合(練習)でのメンタルスキルとして、今後実践してみよう。
しかし、そこから良いプレーを維持することが難しいように感じる。
気合は高まっているのだが、自分でも熱くなってるなーと感じられるレベルになってくると、逆にプレーが雑になったり、ぎくしゃくしてきてミスが増える。こうなるとまるっきりカラ回り・・・ たぶん回りからも見苦しい
これは気合を通り越して、気負っている状態になってしまっているのであろう。
テニスはスポーツの中でも、熱くならずに、冷静にプレーすべき部類に分類されるらしい。
確かに、本当に試合が強い人は、ボールも良い物を持っているが、それよりも弱点や逆を冷静に衝かれて、攻め手も逃げ手も塞がれていくような圧力を感じる。
ナダルとか見ていると、テニスでも気合は必要そうだが、いわゆる「気合だ~!」みたいな表に表れる類のものではないと感じる。これは「気負い」に変わりやすい。
「心は熱く、頭は冷たく」、という感じが理想なのではないだろうか?
過去を振り返って、ずっとよい集中が出来ていたときは、一つ一つのプレーに一喜一憂せず、淡々と次のボールに集中し続けていたように思う。
カウントも忘れ、気づいたらゲームセット(オイオイ)なんてこともあった。
試合では、こういった集中状態を意識的に作り出して、継続できるようになりたいものだ。
そのために自分ができること・・・
・まずはボールのリズムに集中し、自分のラリーのペースをつかむこと。
・戦略は、プレーの合間に考え、プレー中はそれを実行することに専念する。
・プレーの結果に感情を委ねず、次のプレーの前に気持ちをリセットする。
・但し、ミスが多い場合は、プレーの合間になるべく客観的に原因を探し、とりあえずでも対策を決め、次のプレーから実行する。
こうして書いてみると、
次のプレー(未来)を冷静に考える、
今のプレーはそれを着実に実行することに専念する
プレーの結果(過去)はすぐに忘れる(ように心がける)
ことに行き着く。 でもこれってなんだか、テニスに限った話ではないような・・・
「気合」といっても、まわりに「見せ付ける情熱の赤い炎」⇒ではない。
プレーに集中するためにだけ、自分の「心の中で密かに燃える青い炎」みたいな感じ
だろうか
書きながらなんとなく考えがまとまった?ようなので、試合(練習)でのメンタルスキルとして、今後実践してみよう。
2009年04月07日
踏み込みはガニマタで
あー、それにしてもここ1,2週間は仕事がハードだった~
先週末久々のサークル練習も、後半は体が動かず、収穫は得られず。
オンコートではろくな成果もなかったが、一見地味ながらも、かなりよい気付きが得られたので、書いておこう。
このところストロークでの安定した構えと力強い踏み込みについて、いろいろ考えているが、厚い当たりのストロークでは、前足の踏み込み方に重要なポイントがありそうだ。
打つ前の構えでは、後ろ腰加重で、セミオープンのスタンスをとるが、そこから踏み込む前足の向きが重要と思われる。
以前も書いたが、いわゆる「踏み込んで打つ」打ち方で、前足の爪先をネットに垂直方向に向けて踏み込んでいくことで、ボールに体重を乗せるようなパワーが出る。
後ろ腰に溜めておいた体重が踏み込みと共に前足に移るが、前足を前方に向けておくことで腰の回転が全く妨げられず、体重移動の勢いがそのまま鋭い腰の回転に繋がっていく感覚がある。
YouTubeで、様々なトッププロの練習シーンを見ることができるが、この点に注意しながら見ていると、前足の踏み込み有無に関わらず、前足が浮いた状態でも、必ずインパクト前に前足爪先がネット方向に向いていることが分かり、非常に興味深い。
サイドに大きく振られたランニングショットでさえも、やはり最後の一歩の踏み込み足(前足)爪先はネット方向へ向けられてから、ラケットが出て行く。
フォアハンドの場合、構えた後ろ足の向きは、ネットと平行だが、踏み込む前足はネットと垂直になる。つまり、構えからインパクトまでの間(腰が回る前まで)いわゆる「ガニマタ」の体勢になる。
素振りで動きを試してみると、上体に力を入れなくても、腰が滑らかに回り、とても力感のあるスイングができる。
半分すでに検証済みのポイントではあるが、余裕があるときは、構えの段階から「ガニマタ」スタンスを取るのも、効果的かもしれない。
ストロークでの重要ポイントの一つとして、完全に習得できるよう、練習しよう!
先週末久々のサークル練習も、後半は体が動かず、収穫は得られず。
オンコートではろくな成果もなかったが、一見地味ながらも、かなりよい気付きが得られたので、書いておこう。
このところストロークでの安定した構えと力強い踏み込みについて、いろいろ考えているが、厚い当たりのストロークでは、前足の踏み込み方に重要なポイントがありそうだ。
打つ前の構えでは、後ろ腰加重で、セミオープンのスタンスをとるが、そこから踏み込む前足の向きが重要と思われる。
以前も書いたが、いわゆる「踏み込んで打つ」打ち方で、前足の爪先をネットに垂直方向に向けて踏み込んでいくことで、ボールに体重を乗せるようなパワーが出る。
後ろ腰に溜めておいた体重が踏み込みと共に前足に移るが、前足を前方に向けておくことで腰の回転が全く妨げられず、体重移動の勢いがそのまま鋭い腰の回転に繋がっていく感覚がある。
YouTubeで、様々なトッププロの練習シーンを見ることができるが、この点に注意しながら見ていると、前足の踏み込み有無に関わらず、前足が浮いた状態でも、必ずインパクト前に前足爪先がネット方向に向いていることが分かり、非常に興味深い。
サイドに大きく振られたランニングショットでさえも、やはり最後の一歩の踏み込み足(前足)爪先はネット方向へ向けられてから、ラケットが出て行く。
フォアハンドの場合、構えた後ろ足の向きは、ネットと平行だが、踏み込む前足はネットと垂直になる。つまり、構えからインパクトまでの間(腰が回る前まで)いわゆる「ガニマタ」の体勢になる。
素振りで動きを試してみると、上体に力を入れなくても、腰が滑らかに回り、とても力感のあるスイングができる。
半分すでに検証済みのポイントではあるが、余裕があるときは、構えの段階から「ガニマタ」スタンスを取るのも、効果的かもしれない。
ストロークでの重要ポイントの一つとして、完全に習得できるよう、練習しよう!