2010年03月02日
両足幅跳び
スプリットステップに関するふとした思いつき。
よいステップは、すばやく次の動きができるとともに、動きやすいバランスを保っている必要があると思う。
サーブアンドボレーのファーストボレーでバランスを崩しやすいのは、ステップの仕方が悪いのでは、と以前から気になっている。
最近、考えているバランスの良い構えは、
・上体は、まっすぐで、地面と垂直
・下半身は、股関節を緩め、「高い椅子に腰かける」ように少し踵寄りに重心を置く
イメージ。
結構大きくステップをとる場合に限るかもしれないが、バランス良い構えを作るステップの方法について、
両足幅跳び(止まった上体から両足をそろえて跳ぶ方法。体育の体力測定でよくやるやつ。)
なんて、どうだろうか
両手の反動を使う感じで、ラケットを構えながらこれをやってみると、着地時のバランスが結構良い感じだ。
また、手の反動を使うためか、ラケットも自然に高めに楽にセットできる感覚がある。
サーブアンドボレーや、リターン、またサーバーサイドの前衛でサーブ直後にポーチを狙う際など、ある程度大胆に動ける場合に使えないだろうか
逆に小さく素早いステップが必要な時は、「膝の抜き」、とうまく使い分けられるとよいかもしれない。
まあ思いつきレベルではあるが、次回の練習からさっそく試してみたい。
テニスはとにかくバランスとリズムとタイミング
バランスを改善するための良いきっかけになってくれるといいのだが。。
よいステップは、すばやく次の動きができるとともに、動きやすいバランスを保っている必要があると思う。
サーブアンドボレーのファーストボレーでバランスを崩しやすいのは、ステップの仕方が悪いのでは、と以前から気になっている。
最近、考えているバランスの良い構えは、
・上体は、まっすぐで、地面と垂直
・下半身は、股関節を緩め、「高い椅子に腰かける」ように少し踵寄りに重心を置く
イメージ。
結構大きくステップをとる場合に限るかもしれないが、バランス良い構えを作るステップの方法について、
両足幅跳び(止まった上体から両足をそろえて跳ぶ方法。体育の体力測定でよくやるやつ。)
なんて、どうだろうか
両手の反動を使う感じで、ラケットを構えながらこれをやってみると、着地時のバランスが結構良い感じだ。
また、手の反動を使うためか、ラケットも自然に高めに楽にセットできる感覚がある。
サーブアンドボレーや、リターン、またサーバーサイドの前衛でサーブ直後にポーチを狙う際など、ある程度大胆に動ける場合に使えないだろうか
逆に小さく素早いステップが必要な時は、「膝の抜き」、とうまく使い分けられるとよいかもしれない。
まあ思いつきレベルではあるが、次回の練習からさっそく試してみたい。
テニスはとにかくバランスとリズムとタイミング
バランスを改善するための良いきっかけになってくれるといいのだが。。
2010年02月17日
体幹のカタマリをつくる
ちょっとインパクト大きそうな気付きが
前回のスプリットステップの跳び方について、「腰下を前に跳ばす」、「踵重心」などのポイントに触れたが、この「姿勢」について、さらに考えてみた。
これまで、良い姿勢というと、背筋を伸ばし、腰は少し後ろに反らし気味にする(いわゆる「気をつけ!」の姿勢)ものと思っていた。
しかし、「踵重心」などは腰を後ろに反らせることとは何か矛盾するように感じた。また、通っているヨガの先生も、「腰は無理に反らせない」とおっしゃっていた。
そのあたりを考えて、
腰を後ろに反らさず、上体とまっすぐ、もしくはほんの少し前に出す
くらいの感覚で素振りをしてみた。
すると、、、構えからスイングすべてのバランスが整い、かつ滑らかな脱力スイングが自然に出来るではないか
構えにおいて、
・腰を落としても、足腰への負担が非常に軽くなる。
・上体の垂直を維持しやくすくなる。
スイングにおいては、
・腕を脱力した状態で、体幹の回転で楽にラケットが振れる。
・スイングが滑らかで大きくなり、かつ軌道が安定する。
と、とにかく、自分的には良いことずくめ
はてさて、これは一体どういうことだろうか
素振りをして気付いたのは、腰を反らさず、この姿勢を維持すると、肩から尻の下まで、(横から見て)
「まっすぐな体幹のカタマリ」
のようなものが出来る感覚がある、ということ。
股関節を境にして、大きな体幹のカタマリ全体がゆったりと回る感じで、腕は脱力状態できれいに体の回転につられて自然に前方の大きく振りだされる。
一方、腰を反らせると、自分の場合、体幹がウエスト(ヘソの位置)で途切れる(折れる?)感覚があり、スイング自体も小さくぎこちなくなってしまう。また、腰まわりの筋肉が緊張して疲れやすい。
この姿勢を作るには、いわゆる「丹田」(ヘソ下三寸と言われる)の位置に意識を置き、ほんの少し力を入れてみると、腰もほんの少し前に出て(骨盤の向きは少し後傾)ちょうど良い感じになるようだ。
ちなみにストロークだけでなく、ボレー、サーブも素振りしてみたが、いずれも同様の効果が感じられた。
楽にバランスが取れ、スイングが楽で、スイング軌道がぶれにくい
特に、腕でぎこちなく細工してしまう癖がある自分にとって、これはとてもありがたい。
しかし、「気をつけ!」の姿勢が「良い姿勢」と思い込んでいたが、運動する場合、これはまた別物なのかもしれない。
今週末は2回練習の機会があるが、さてさて効果はいかに
これは楽しみだ
前回のスプリットステップの跳び方について、「腰下を前に跳ばす」、「踵重心」などのポイントに触れたが、この「姿勢」について、さらに考えてみた。
これまで、良い姿勢というと、背筋を伸ばし、腰は少し後ろに反らし気味にする(いわゆる「気をつけ!」の姿勢)ものと思っていた。
しかし、「踵重心」などは腰を後ろに反らせることとは何か矛盾するように感じた。また、通っているヨガの先生も、「腰は無理に反らせない」とおっしゃっていた。
そのあたりを考えて、
腰を後ろに反らさず、上体とまっすぐ、もしくはほんの少し前に出す
くらいの感覚で素振りをしてみた。
すると、、、構えからスイングすべてのバランスが整い、かつ滑らかな脱力スイングが自然に出来るではないか
構えにおいて、
・腰を落としても、足腰への負担が非常に軽くなる。
・上体の垂直を維持しやくすくなる。
スイングにおいては、
・腕を脱力した状態で、体幹の回転で楽にラケットが振れる。
・スイングが滑らかで大きくなり、かつ軌道が安定する。
と、とにかく、自分的には良いことずくめ
はてさて、これは一体どういうことだろうか
素振りをして気付いたのは、腰を反らさず、この姿勢を維持すると、肩から尻の下まで、(横から見て)
「まっすぐな体幹のカタマリ」
のようなものが出来る感覚がある、ということ。
股関節を境にして、大きな体幹のカタマリ全体がゆったりと回る感じで、腕は脱力状態できれいに体の回転につられて自然に前方の大きく振りだされる。
一方、腰を反らせると、自分の場合、体幹がウエスト(ヘソの位置)で途切れる(折れる?)感覚があり、スイング自体も小さくぎこちなくなってしまう。また、腰まわりの筋肉が緊張して疲れやすい。
この姿勢を作るには、いわゆる「丹田」(ヘソ下三寸と言われる)の位置に意識を置き、ほんの少し力を入れてみると、腰もほんの少し前に出て(骨盤の向きは少し後傾)ちょうど良い感じになるようだ。
ちなみにストロークだけでなく、ボレー、サーブも素振りしてみたが、いずれも同様の効果が感じられた。
楽にバランスが取れ、スイングが楽で、スイング軌道がぶれにくい
特に、腕でぎこちなく細工してしまう癖がある自分にとって、これはとてもありがたい。
しかし、「気をつけ!」の姿勢が「良い姿勢」と思い込んでいたが、運動する場合、これはまた別物なのかもしれない。
今週末は2回練習の機会があるが、さてさて効果はいかに
これは楽しみだ
2010年01月22日
踵を上げても踵重心?
バランスのよいフットワークを模索する中で一点気付いた事がある。
プロやうまい人の動画(軽めのストロークラリー)を見ていると、踵は浮かせて軽やかにステップを刻んでいるが、腰は椅子に腰かけるかのように後ろに引かれた状態を維持しているように見える。錦織くんなんて特にそんな感じ。
昔から、踵を上げないと俊敏に動けないというアドバイスはあったが、踵を上げることすなわち「つま先立ち」のイメージを持っていた。
この意識だと、重心はおのづとつま先側に移り、前のめりな態勢になる。ここから腰を後ろに座るように落とそうとしても、バランスを崩してうまくいかない。
踵を上げるように見えても、重心は後ろ(踵寄り)にあるのではないだろうか
まっすぐ立った姿勢から、
踵を軽く浮かせつつ、膝の力をふっと緩めるように腰を落とす(膝が曲がる)
と、安定した姿勢を保ちやすいようだ。
この姿勢の素振りで感じられるメリットは、
・腰を落とした際に、膝への負担が少ない(太ももの筋肉に負担が来にくい)
・フットワークが軽くなる感触
・ストロークの際、バランスが維持しやすい
・ストロークの際、前方への振りぬきが大きくとりやすい
など、結構期待できそう。
プロが、何時間もの長時間、ずっと低い態勢を維持できるのも、こうした楽で効率的な姿勢を身につけているからなのではないだろうか?
いくら鍛えたって、太ももとか足の筋肉だけで長時間スクワットできるはずは無いだろう。
今週末のスクールでこっそり試してみることにしよう。
理想とする「省力テニス」の核となる重要ポイントかもしれない!
天気もよさそうだし、楽しみだ
プロやうまい人の動画(軽めのストロークラリー)を見ていると、踵は浮かせて軽やかにステップを刻んでいるが、腰は椅子に腰かけるかのように後ろに引かれた状態を維持しているように見える。錦織くんなんて特にそんな感じ。
昔から、踵を上げないと俊敏に動けないというアドバイスはあったが、踵を上げることすなわち「つま先立ち」のイメージを持っていた。
この意識だと、重心はおのづとつま先側に移り、前のめりな態勢になる。ここから腰を後ろに座るように落とそうとしても、バランスを崩してうまくいかない。
踵を上げるように見えても、重心は後ろ(踵寄り)にあるのではないだろうか
まっすぐ立った姿勢から、
踵を軽く浮かせつつ、膝の力をふっと緩めるように腰を落とす(膝が曲がる)
と、安定した姿勢を保ちやすいようだ。
この姿勢の素振りで感じられるメリットは、
・腰を落とした際に、膝への負担が少ない(太ももの筋肉に負担が来にくい)
・フットワークが軽くなる感触
・ストロークの際、バランスが維持しやすい
・ストロークの際、前方への振りぬきが大きくとりやすい
など、結構期待できそう。
プロが、何時間もの長時間、ずっと低い態勢を維持できるのも、こうした楽で効率的な姿勢を身につけているからなのではないだろうか?
いくら鍛えたって、太ももとか足の筋肉だけで長時間スクワットできるはずは無いだろう。
今週末のスクールでこっそり試してみることにしよう。
理想とする「省力テニス」の核となる重要ポイントかもしれない!
天気もよさそうだし、楽しみだ
2009年09月20日
手首のロック
まだ仮説レベルだが、前回のスクール練習での気づきをメモ。
このところ、リターンはじめストローク系のショットが不調。
体が先に開き、体の前でラケットが横ぶりになる悪い癖が再発。
よりによってこんなときに、後衛位置で、サイドとセンター交互に振られた状態からスタートする厳しい練習。ボレー系の鋭く低い球出しで、バランス崩すと返すのもままならない。
その中で、なんとか思い出したのが、テイクバックを高く取る構えだが、特に手首を特定の方向にロックする意識をしてから、しっかり切り返せるようになってきた。
手首のロックとは、「背屈(はいくつ)」と「橈屈(とうくつ)」を組み合わせた形で手首を固定すること。
・背屈(はいくつ)・・・手の甲を肘に近付ける方向に手首を曲げる動作
・橈屈(とうくつ)・・・手首を親指側に曲げる動作
※参考サイト
実感した効果は、
・手首をロックすることで背筋が伸びる感じで上体を立てておきやすく感じる。
⇒結果、左右に振られたローボールを追いかけるとき、また低いボールを打つときもバランスを崩しにくく、しっかりと振りぬけた。
・テイクバックで肘が上がりやすくなった。
⇒ラケットダウンしやすくなるのか、低いボールもしっかり打っていけた。
手先の意識なので、難しい内部意識だと思うが、時間的に余裕のあるストロークでは何とか意識して練習できないだろうか。
しかし、リターンなどとっさの動作ではなかなかうまくいくと思えない。
基礎練習で、もう少し効果を見て、使えそうなら壁打ちで反復練習しよう。
自戒
試合形式で試すのは危険!
ボールを見る、リズムを合わせる、基本を忘れて本末転倒にならないように
このところ、リターンはじめストローク系のショットが不調。
体が先に開き、体の前でラケットが横ぶりになる悪い癖が再発。
よりによってこんなときに、後衛位置で、サイドとセンター交互に振られた状態からスタートする厳しい練習。ボレー系の鋭く低い球出しで、バランス崩すと返すのもままならない。
その中で、なんとか思い出したのが、テイクバックを高く取る構えだが、特に手首を特定の方向にロックする意識をしてから、しっかり切り返せるようになってきた。
手首のロックとは、「背屈(はいくつ)」と「橈屈(とうくつ)」を組み合わせた形で手首を固定すること。
・背屈(はいくつ)・・・手の甲を肘に近付ける方向に手首を曲げる動作
・橈屈(とうくつ)・・・手首を親指側に曲げる動作
※参考サイト
実感した効果は、
・手首をロックすることで背筋が伸びる感じで上体を立てておきやすく感じる。
⇒結果、左右に振られたローボールを追いかけるとき、また低いボールを打つときもバランスを崩しにくく、しっかりと振りぬけた。
・テイクバックで肘が上がりやすくなった。
⇒ラケットダウンしやすくなるのか、低いボールもしっかり打っていけた。
手先の意識なので、難しい内部意識だと思うが、時間的に余裕のあるストロークでは何とか意識して練習できないだろうか。
しかし、リターンなどとっさの動作ではなかなかうまくいくと思えない。
基礎練習で、もう少し効果を見て、使えそうなら壁打ちで反復練習しよう。
自戒
試合形式で試すのは危険!
ボールを見る、リズムを合わせる、基本を忘れて本末転倒にならないように
2009年07月28日
右手で懸垂
サーブは上に向かって打つ。
よく言われるこのフレーズ、自分もこれまで意識してやってみたつもりだが、どうも勘違いしていたようだ。
利き手(左手)のラケットをひたすら上に持ち上げるようなイメージばかり持っていたが、回転がかかりすぎて推進力が無かったり、ネットミスが減らなかった。
トスアップして、右手を高く伸ばし、体の前方に軸を作るところまでは、良かったが、自分の場合、その後すぐに右手の肘を一気に右脇まで下げていた。このためせっかく体の前方に作った軸を一瞬のうちにボキッと壊してしまっていたようだ。
この軸を崩してはいけない!
今回、新たに気づいたのは非利き手(右手)の使い方。
気をつけたのは、右手の下ろし方。
伸ばした右ひじをただ下げるのではなく、
右手で見えないつり革か、鉄棒に捕まって懸垂する
ようなイメージで、肘を引き付け、反動?で右肩と体前面の軸を持ち上げる。
自分の場合、このとき、
肘は下げすぎず、90度くらいを維持、
スイング中はその角度のまま腕を体の前に引き寄せる
ようにするとスイングがしやすかった。
スクールでの成果としては、
ミニゲームで、ファースト90%の確率、ダブフォなし。
デュースサイドから逆サイドへのスピンサーブで予想以上のキックサーブも打てた。
インパクトの位置が高くなったためか、サーブの軌道も高くなり、ネットミスする気がしなかった。その分浅くなる傾向もあったが、しっかり回転がかかって伸びている感触があり、攻め込まれることは無かった。
あと、やはり軸が安定する安心感が高く、多少トスが乱れても、振り切ることでフォルトする気があまりしなかったのが印象的だった。
これで軸が安定してくれれば、サーブのバリエーションも増やせそうな予感。
むちゃ暑いこれからの試合シーズン、サーブだけで主導権がとれれば非常に有利だ!
なんとかこれはものにしたいゾ!
よく言われるこのフレーズ、自分もこれまで意識してやってみたつもりだが、どうも勘違いしていたようだ。
利き手(左手)のラケットをひたすら上に持ち上げるようなイメージばかり持っていたが、回転がかかりすぎて推進力が無かったり、ネットミスが減らなかった。
トスアップして、右手を高く伸ばし、体の前方に軸を作るところまでは、良かったが、自分の場合、その後すぐに右手の肘を一気に右脇まで下げていた。このためせっかく体の前方に作った軸を一瞬のうちにボキッと壊してしまっていたようだ。
この軸を崩してはいけない!
今回、新たに気づいたのは非利き手(右手)の使い方。
気をつけたのは、右手の下ろし方。
伸ばした右ひじをただ下げるのではなく、
右手で見えないつり革か、鉄棒に捕まって懸垂する
ようなイメージで、肘を引き付け、反動?で右肩と体前面の軸を持ち上げる。
自分の場合、このとき、
肘は下げすぎず、90度くらいを維持、
スイング中はその角度のまま腕を体の前に引き寄せる
ようにするとスイングがしやすかった。
スクールでの成果としては、
ミニゲームで、ファースト90%の確率、ダブフォなし。
デュースサイドから逆サイドへのスピンサーブで予想以上のキックサーブも打てた。
インパクトの位置が高くなったためか、サーブの軌道も高くなり、ネットミスする気がしなかった。その分浅くなる傾向もあったが、しっかり回転がかかって伸びている感触があり、攻め込まれることは無かった。
あと、やはり軸が安定する安心感が高く、多少トスが乱れても、振り切ることでフォルトする気があまりしなかったのが印象的だった。
これで軸が安定してくれれば、サーブのバリエーションも増やせそうな予感。
むちゃ暑いこれからの試合シーズン、サーブだけで主導権がとれれば非常に有利だ!
なんとかこれはものにしたいゾ!
2009年06月22日
テイクバック構えの位置
久々にストローク(テイクバック)に関する気づき(まだ仮説)。
ストロークに関して、どうも打点がぶれる癖が治らない。
インパクトでラケットヘッドが先行して面が被り気味(下向き)になり、ボールにパワーが伝わらなくなることが多い。
ボールの進行方向に対してほぼ垂直にラケットが当たり、後ろからしっかりラケット面を支えられる形が望ましいが、どうも再現性が低い。
構えの段階から何か間違えていないか、探っていて気づいたのがテイクバック。
ユニットターン(腕を使わず、体幹の捻りでテイクバックすること)の意識は、かなり無意識に定着してきているが、腕を使わない意識がありすぎて、ラケットを前側の肩の前か、体の正面に置いている。この構えからだと、スイング軌道が体の前での横ぶりになり、打点が乱れるようだ。結果、厚い当たりが得られない。
矯正したいのは、この腕の位置。
スプリット直後、後ろ足を一歩引いて下半身の横向きを作ると共に、
・ラケット(グリップ)を後ろ肩の前に高く構える
・グリップはユルく、後ろ腕のワキは空け気味がバランス的に良い。
この構えの位置からだと、スイングが体の横での前方向の軌道(=厚い当たり)になりやすいようだ。
週末のスクールで意識してみたところ、球出しの練習では、想定どおり厚い当たりでコントロールもよかった。但し、コーチとのラリーではテイクバックを意識しすぎてグリップと肩に力みが出てしまい、ボールが乱れてしまった。
やはり手先の意識だけに、ラリーでいきなりは使えない。
が、基礎練で力まず反復すれば、かなりいけそうな感触はある。
また、これがうまくいくと、姿勢が良くなるためか、構えのバランスが良くなる効果もあるようだ。スイング矯正だけでなく、左右へのフットワークがスムーズになる予感も!
壁打ちや球出し練習で何とか良い感覚を掴み、体に覚えさせていきたい。
ストロークに関して、どうも打点がぶれる癖が治らない。
インパクトでラケットヘッドが先行して面が被り気味(下向き)になり、ボールにパワーが伝わらなくなることが多い。
ボールの進行方向に対してほぼ垂直にラケットが当たり、後ろからしっかりラケット面を支えられる形が望ましいが、どうも再現性が低い。
構えの段階から何か間違えていないか、探っていて気づいたのがテイクバック。
ユニットターン(腕を使わず、体幹の捻りでテイクバックすること)の意識は、かなり無意識に定着してきているが、腕を使わない意識がありすぎて、ラケットを前側の肩の前か、体の正面に置いている。この構えからだと、スイング軌道が体の前での横ぶりになり、打点が乱れるようだ。結果、厚い当たりが得られない。
矯正したいのは、この腕の位置。
スプリット直後、後ろ足を一歩引いて下半身の横向きを作ると共に、
・ラケット(グリップ)を後ろ肩の前に高く構える
・グリップはユルく、後ろ腕のワキは空け気味がバランス的に良い。
この構えの位置からだと、スイングが体の横での前方向の軌道(=厚い当たり)になりやすいようだ。
週末のスクールで意識してみたところ、球出しの練習では、想定どおり厚い当たりでコントロールもよかった。但し、コーチとのラリーではテイクバックを意識しすぎてグリップと肩に力みが出てしまい、ボールが乱れてしまった。
やはり手先の意識だけに、ラリーでいきなりは使えない。
が、基礎練で力まず反復すれば、かなりいけそうな感触はある。
また、これがうまくいくと、姿勢が良くなるためか、構えのバランスが良くなる効果もあるようだ。スイング矯正だけでなく、左右へのフットワークがスムーズになる予感も!
壁打ちや球出し練習で何とか良い感覚を掴み、体に覚えさせていきたい。
2009年05月25日
サーブの構え(スタンス)
このところ、ちょっとした気づきネタが、あれこれと浮かんでくる。あれこれ考えすぎるのも、考えものではあるが、使えそうな気がするので、忘れぬように書いておこう。
自分のサーブは、自己採点では50点程度。
納得のいくサーブには程遠いのが現状。
ストロークにおいて、構え(スタンス)の重要性を感じているが、サーブについても同様にその後のスイングの成否に関わる重要性があると思われる。
トッププロの構えを見てみると、前足に重心を置き、打つ方向に対してクローズドスタンスをとっている選手が多いようだ。
真似してみるが、構えからいわゆるトロフィーポーズを作るまでにバランスを維持するのが意外と難しい。
このバランスを維持するための方法を試行錯誤し、気づいたのが、前足膝の向きと、前足後ろ腰の使い方。
・前足の膝を打球方向に対して垂直に横向きに向ける。
・前足の後ろ腰を少し上方に上げるようにロックする。
膝(=前足全体)を横に向けることで、トロフィーポーズを取るときに下半身の開きを抑え、十分な捻りを作りやすいようだ。
また、その際に腰を後ろ上方にロックする(ストローク、ボレーにおけるロックと同じ)と、前足全体に芯が通るように安定感が出来、足裏の母子球あたりに重心が乗る。
トロフィーポーズに移行する前に、一度体重は後ろ足に移るが、この腰のロックを維持しておくと、再び前足に加重した際に、最初に作った前足の芯を自然に再現でき、下半身に十分な捻りと安定感のあるトロフィーポーズが作れるように感じる。
また、トロフィーポーズで膝を曲げる際、体重を乗せる前足の膝はつま先と同じく横向きにしておく方が良いようだ。
以前、ストロークにおけるガニマタスタンスに触れたが、サーブで前足のつま先を前に向けて体重を掛けて行くと、膝の負担(体重と捻り)が大きく、膝を痛める危険があるため、サーブにおいては避けたほうがよさそうだ。
体調を崩したり、おあずけ気味のサーブ改良だが、少しずつでもヒントを掴んで、向上していきたい。
自分のサーブは、自己採点では50点程度。
納得のいくサーブには程遠いのが現状。
ストロークにおいて、構え(スタンス)の重要性を感じているが、サーブについても同様にその後のスイングの成否に関わる重要性があると思われる。
トッププロの構えを見てみると、前足に重心を置き、打つ方向に対してクローズドスタンスをとっている選手が多いようだ。
真似してみるが、構えからいわゆるトロフィーポーズを作るまでにバランスを維持するのが意外と難しい。
このバランスを維持するための方法を試行錯誤し、気づいたのが、前足膝の向きと、前足後ろ腰の使い方。
・前足の膝を打球方向に対して垂直に横向きに向ける。
・前足の後ろ腰を少し上方に上げるようにロックする。
膝(=前足全体)を横に向けることで、トロフィーポーズを取るときに下半身の開きを抑え、十分な捻りを作りやすいようだ。
また、その際に腰を後ろ上方にロックする(ストローク、ボレーにおけるロックと同じ)と、前足全体に芯が通るように安定感が出来、足裏の母子球あたりに重心が乗る。
トロフィーポーズに移行する前に、一度体重は後ろ足に移るが、この腰のロックを維持しておくと、再び前足に加重した際に、最初に作った前足の芯を自然に再現でき、下半身に十分な捻りと安定感のあるトロフィーポーズが作れるように感じる。
また、トロフィーポーズで膝を曲げる際、体重を乗せる前足の膝はつま先と同じく横向きにしておく方が良いようだ。
以前、ストロークにおけるガニマタスタンスに触れたが、サーブで前足のつま先を前に向けて体重を掛けて行くと、膝の負担(体重と捻り)が大きく、膝を痛める危険があるため、サーブにおいては避けたほうがよさそうだ。
体調を崩したり、おあずけ気味のサーブ改良だが、少しずつでもヒントを掴んで、向上していきたい。
2009年04月07日
踏み込みはガニマタで
あー、それにしてもここ1,2週間は仕事がハードだった~
先週末久々のサークル練習も、後半は体が動かず、収穫は得られず。
オンコートではろくな成果もなかったが、一見地味ながらも、かなりよい気付きが得られたので、書いておこう。
このところストロークでの安定した構えと力強い踏み込みについて、いろいろ考えているが、厚い当たりのストロークでは、前足の踏み込み方に重要なポイントがありそうだ。
打つ前の構えでは、後ろ腰加重で、セミオープンのスタンスをとるが、そこから踏み込む前足の向きが重要と思われる。
以前も書いたが、いわゆる「踏み込んで打つ」打ち方で、前足の爪先をネットに垂直方向に向けて踏み込んでいくことで、ボールに体重を乗せるようなパワーが出る。
後ろ腰に溜めておいた体重が踏み込みと共に前足に移るが、前足を前方に向けておくことで腰の回転が全く妨げられず、体重移動の勢いがそのまま鋭い腰の回転に繋がっていく感覚がある。
YouTubeで、様々なトッププロの練習シーンを見ることができるが、この点に注意しながら見ていると、前足の踏み込み有無に関わらず、前足が浮いた状態でも、必ずインパクト前に前足爪先がネット方向に向いていることが分かり、非常に興味深い。
サイドに大きく振られたランニングショットでさえも、やはり最後の一歩の踏み込み足(前足)爪先はネット方向へ向けられてから、ラケットが出て行く。
フォアハンドの場合、構えた後ろ足の向きは、ネットと平行だが、踏み込む前足はネットと垂直になる。つまり、構えからインパクトまでの間(腰が回る前まで)いわゆる「ガニマタ」の体勢になる。
素振りで動きを試してみると、上体に力を入れなくても、腰が滑らかに回り、とても力感のあるスイングができる。
半分すでに検証済みのポイントではあるが、余裕があるときは、構えの段階から「ガニマタ」スタンスを取るのも、効果的かもしれない。
ストロークでの重要ポイントの一つとして、完全に習得できるよう、練習しよう!
先週末久々のサークル練習も、後半は体が動かず、収穫は得られず。
オンコートではろくな成果もなかったが、一見地味ながらも、かなりよい気付きが得られたので、書いておこう。
このところストロークでの安定した構えと力強い踏み込みについて、いろいろ考えているが、厚い当たりのストロークでは、前足の踏み込み方に重要なポイントがありそうだ。
打つ前の構えでは、後ろ腰加重で、セミオープンのスタンスをとるが、そこから踏み込む前足の向きが重要と思われる。
以前も書いたが、いわゆる「踏み込んで打つ」打ち方で、前足の爪先をネットに垂直方向に向けて踏み込んでいくことで、ボールに体重を乗せるようなパワーが出る。
後ろ腰に溜めておいた体重が踏み込みと共に前足に移るが、前足を前方に向けておくことで腰の回転が全く妨げられず、体重移動の勢いがそのまま鋭い腰の回転に繋がっていく感覚がある。
YouTubeで、様々なトッププロの練習シーンを見ることができるが、この点に注意しながら見ていると、前足の踏み込み有無に関わらず、前足が浮いた状態でも、必ずインパクト前に前足爪先がネット方向に向いていることが分かり、非常に興味深い。
サイドに大きく振られたランニングショットでさえも、やはり最後の一歩の踏み込み足(前足)爪先はネット方向へ向けられてから、ラケットが出て行く。
フォアハンドの場合、構えた後ろ足の向きは、ネットと平行だが、踏み込む前足はネットと垂直になる。つまり、構えからインパクトまでの間(腰が回る前まで)いわゆる「ガニマタ」の体勢になる。
素振りで動きを試してみると、上体に力を入れなくても、腰が滑らかに回り、とても力感のあるスイングができる。
半分すでに検証済みのポイントではあるが、余裕があるときは、構えの段階から「ガニマタ」スタンスを取るのも、効果的かもしれない。
ストロークでの重要ポイントの一つとして、完全に習得できるよう、練習しよう!