2009年02月28日
タイプ分け
先日仕事帰りの本屋で、前から気になっていた本を読んでみた。(立ち読み)タイトルは忘れてしまったが、「4スタンス理論」の本。
2,3年前から話題になっていたようだが、初めて内容を知った。
むむ、おもしろい。実に自分向きの内容だ。
簡単に言うと、運動における人間のバランスのとり方は、足の爪先重心or踵重心と、内側重心or外側重心の組み合わせで4つに分類され、それぞれ運動時の効率的な体の使い方が異なる、というもの。
各スポーツのスーパースターがどのタイプか、という例もいろいろでていて、その点でも面白かった。ちなみに自分は、おそらくA1タイプ(爪先・内側)のようだ。と、すると、イチローと同じだ!なんか嬉しい、と少々ミーハーに喜ぶ。フェデラーはB2(踵・外側)だったかな?残念ながら正反対?
さらにこの本の面白い(使えそうな)ところは、それぞれのタイプごとの体軸の使い方を明快に説明しているところ。
自分のA1の場合は、みぞおちと膝、足裏を結ぶラインを体軸にすると、運動性能が効率的になるそうだ。これを意識しつつ、ゆっくり各ショットの素振りをしてみると、なるほど打点に力が加わるような感覚が出る!
こういういわゆる「タイプ分け」、自分は結構好きだ。
テニスではないが、コーチングで学んだ人間関係におけるタイプわけもためになったし、タイプが分かると、対策が立てやすいのが一番のメリットだと感じる。
明日の練習の検証仮説が増えて、俄然燃えてきた!
が、行き過ぎて、テニス「秋葉系」とか分類されないように気をつけねば。。。
2,3年前から話題になっていたようだが、初めて内容を知った。
むむ、おもしろい。実に自分向きの内容だ。
簡単に言うと、運動における人間のバランスのとり方は、足の爪先重心or踵重心と、内側重心or外側重心の組み合わせで4つに分類され、それぞれ運動時の効率的な体の使い方が異なる、というもの。
各スポーツのスーパースターがどのタイプか、という例もいろいろでていて、その点でも面白かった。ちなみに自分は、おそらくA1タイプ(爪先・内側)のようだ。と、すると、イチローと同じだ!なんか嬉しい、と少々ミーハーに喜ぶ。フェデラーはB2(踵・外側)だったかな?残念ながら正反対?
さらにこの本の面白い(使えそうな)ところは、それぞれのタイプごとの体軸の使い方を明快に説明しているところ。
自分のA1の場合は、みぞおちと膝、足裏を結ぶラインを体軸にすると、運動性能が効率的になるそうだ。これを意識しつつ、ゆっくり各ショットの素振りをしてみると、なるほど打点に力が加わるような感覚が出る!
こういういわゆる「タイプ分け」、自分は結構好きだ。
テニスではないが、コーチングで学んだ人間関係におけるタイプわけもためになったし、タイプが分かると、対策が立てやすいのが一番のメリットだと感じる。
明日の練習の検証仮説が増えて、俄然燃えてきた!
が、行き過ぎて、テニス「秋葉系」とか分類されないように気をつけねば。。。
2009年02月22日
つめながらのボレー
今日のスクールの練習で見つかった(再認識)課題点。
あまり細かい点を考えず、タイミングのみ気をつけてみたが、あまく浮いてきたボレーをネットミス。。。
これを2,3回やってしまった。
相手がしっかり打ってきたボールをボレーするときは、待ちの気持ちでもよいのだが、チャンスボールになったときは、こちらから1歩でも前に詰めていかないと、決めきれなくなる。
分かってはいるが、チャンスボールの判断が遅いのと、足が止って待ってしまうのがNG。
しばらくは、失敗してもよいので、チャンスと感じた瞬間から、足を動かしつづけて詰める意識でやってみよう。
ストロークの方は、比較的リズムよく打て、リターンは「考えない」打ち方で好調だった。ただし、こちらも足が止らないようには少し意識がいるかもしれない。
あまり細かい点を考えず、タイミングのみ気をつけてみたが、あまく浮いてきたボレーをネットミス。。。
これを2,3回やってしまった。
相手がしっかり打ってきたボールをボレーするときは、待ちの気持ちでもよいのだが、チャンスボールになったときは、こちらから1歩でも前に詰めていかないと、決めきれなくなる。
分かってはいるが、チャンスボールの判断が遅いのと、足が止って待ってしまうのがNG。
しばらくは、失敗してもよいので、チャンスと感じた瞬間から、足を動かしつづけて詰める意識でやってみよう。
ストロークの方は、比較的リズムよく打て、リターンは「考えない」打ち方で好調だった。ただし、こちらも足が止らないようには少し意識がいるかもしれない。
2009年02月21日
考えるべきか、考えざるべきか
最近は、雑誌だけでなく、ネットでも様々なテニスのノウハウを学ぶことができるようになり、とてもありがたい。
ただし、当然ながらそれぞれの主張も様々で、すべてを取り入れようとすると混乱の元になる。自分の場合は、それらを比較検討すること自体を楽しんでいる部分があるのでよいが、常に試合で結果を求められるシリアスプレーヤーには、結構リスクがあると思う。
それらの情報を大きく分類すると、体の使い方を細かに解説するものと、体の使い方は考えない(考えてはいけない)、という2種類に分かれる。
前者は、昔からよくある、サーブの構えでは肘は90度に、といったもので、頭(知識)で覚える(考える)方法論。
後者は、比較的最近増えてきているもので、人間の脳の仕組みからして、個々の体のパーツに意識を持つことが却ってバランスを崩す、といった主張をしている。(考えない方法論)
自分は、これと決めずに、色々な方法を自分を実験台に試しているが、感想としては、両者ともに使えるものは、使える、簡単に優劣はつけがたい。
ただ、両者は相反する主張をしているだけに、自分でも迷いが生じるのは避けられない。
うまい人に、テニスに関するアドバイスを求めると、「テニスはタイミングだよ」、というレベルのおおまかな回答しか帰ってこないことが多い。そういう面では、「考えない」方が優勢な気もするのだが、「考えて」やるのは、プロセス自体が結構楽しいし、ものによっては十分効果があるので、やめたくはない。
(こうして中途半端な自分のテニスは、なかなか上達しないのであろう。。。)
最近は、イメトレ(部屋での素振り)では、「考える」練習、実際のコートでは、アップや球出しまでは「考える」、ラリー練習以降は「考えない」、と使い分け始めた。これでうまくいくとよいのだが・・・
ただし、当然ながらそれぞれの主張も様々で、すべてを取り入れようとすると混乱の元になる。自分の場合は、それらを比較検討すること自体を楽しんでいる部分があるのでよいが、常に試合で結果を求められるシリアスプレーヤーには、結構リスクがあると思う。
それらの情報を大きく分類すると、体の使い方を細かに解説するものと、体の使い方は考えない(考えてはいけない)、という2種類に分かれる。
前者は、昔からよくある、サーブの構えでは肘は90度に、といったもので、頭(知識)で覚える(考える)方法論。
後者は、比較的最近増えてきているもので、人間の脳の仕組みからして、個々の体のパーツに意識を持つことが却ってバランスを崩す、といった主張をしている。(考えない方法論)
自分は、これと決めずに、色々な方法を自分を実験台に試しているが、感想としては、両者ともに使えるものは、使える、簡単に優劣はつけがたい。
ただ、両者は相反する主張をしているだけに、自分でも迷いが生じるのは避けられない。
うまい人に、テニスに関するアドバイスを求めると、「テニスはタイミングだよ」、というレベルのおおまかな回答しか帰ってこないことが多い。そういう面では、「考えない」方が優勢な気もするのだが、「考えて」やるのは、プロセス自体が結構楽しいし、ものによっては十分効果があるので、やめたくはない。
(こうして中途半端な自分のテニスは、なかなか上達しないのであろう。。。)
最近は、イメトレ(部屋での素振り)では、「考える」練習、実際のコートでは、アップや球出しまでは「考える」、ラリー練習以降は「考えない」、と使い分け始めた。これでうまくいくとよいのだが・・・
2009年02月08日
室内素振りの問題点
このブログを始めた頃のはるか昔に、室内素振りは素晴らしい、とその効用について書いた覚えがある。
一方、その問題点については、ごく最近まで部屋を破壊すること位かと(それだけでも十分問題ですね、ハイ)思っていたが、さらに重大な問題があったことに気づいた。
自分はフォアのストロークが比較的苦手だが、スクールでフォアの上手な方のテイクバックを見ていて、後ろのスイングが大きいなぁ、と感じた。
それに比べて、自分のは随分小さいなぁ、何故だろう・・・と思ったとき、ふと気づいた。
もしかして、室内素振りのせい?
過去に重大な過失を犯したため、妻からは原則、室内素振りを禁止されている。(じゃあ、やるな、という至極まっとうな正論はさておき、)反省も踏まえ、恐る恐る回りに気をつけながら素振りをしている。特に後ろは、見えないでよくぶつけたため、結構注意している。そうすると、当然バックスイングは小さくなる。。。
ためしに、テイクバックでグリップを結構後ろに引っ張ってみると、スイングが滑らか、かつパワフルに!
「室内での素振りは、スイングを縮こませる」、という現実にようやく気づいた自分が情けない。スイングが縮こまらない部屋だったら良かったのか、と気づき、さらに凹む。
先日、サークルの皆さんに、この話をしたところ、ウケが取れたので、ちょっと救われた
一方、その問題点については、ごく最近まで部屋を破壊すること位かと(それだけでも十分問題ですね、ハイ)思っていたが、さらに重大な問題があったことに気づいた。
自分はフォアのストロークが比較的苦手だが、スクールでフォアの上手な方のテイクバックを見ていて、後ろのスイングが大きいなぁ、と感じた。
それに比べて、自分のは随分小さいなぁ、何故だろう・・・と思ったとき、ふと気づいた。
もしかして、室内素振りのせい?
過去に重大な過失を犯したため、妻からは原則、室内素振りを禁止されている。(じゃあ、やるな、という至極まっとうな正論はさておき、)反省も踏まえ、恐る恐る回りに気をつけながら素振りをしている。特に後ろは、見えないでよくぶつけたため、結構注意している。そうすると、当然バックスイングは小さくなる。。。
ためしに、テイクバックでグリップを結構後ろに引っ張ってみると、スイングが滑らか、かつパワフルに!
「室内での素振りは、スイングを縮こませる」、という現実にようやく気づいた自分が情けない。スイングが縮こまらない部屋だったら良かったのか、と気づき、さらに凹む。
先日、サークルの皆さんに、この話をしたところ、ウケが取れたので、ちょっと救われた
2009年02月06日
トッププロのフォームから学ぶ
最近お気に入りのテニス雑誌がある。
トッププレーヤーのショットを同じタイミングで何人も並べた写真が掲載されている。
これまでも、あるプレーヤーの特定ショットの連続写真は、いくらでも雑誌で見ることができたが、同じタイミングでそれぞれがどんなフォームをしているかを集めたものは、初めてで斬新だ。
今はテニスの技術に関する情報量も豊富でありがたい反面、どれがよい(合理的)か判断に困り、混乱することも多い。
この雑誌の切り口で見ると、例えば表紙からして、プロのサーブのトスの写真が並んでいるのだが、「トスで肘は曲げない」「ボールは目の高さ以上で離す」といったポイントについて、全員が行っていることが確認できる。
まあ、そうそうたるメンバーが全員違わずやってるんだから、合理的なんだろうと判断がつく。逆に、人によって違う部分があれば、そこは重要なポイントでないか、個性が許される部分の可能性もある。
これは自分にとって、明確な目安ができ、非常にありがたい。
最近では、リターンテイクバックでの腰の捻り方が分かり、練習でも成果が出ている。同じ情報でも、見方を変えることで有効性が変わる、とてもよい例だと思う。
ちなみに、この雑誌の解説文自体も「本当か~?」と疑いの目で写真を見比べる自分、、、素直じゃないなぁ・・・と自覚
トッププレーヤーのショットを同じタイミングで何人も並べた写真が掲載されている。
これまでも、あるプレーヤーの特定ショットの連続写真は、いくらでも雑誌で見ることができたが、同じタイミングでそれぞれがどんなフォームをしているかを集めたものは、初めてで斬新だ。
今はテニスの技術に関する情報量も豊富でありがたい反面、どれがよい(合理的)か判断に困り、混乱することも多い。
この雑誌の切り口で見ると、例えば表紙からして、プロのサーブのトスの写真が並んでいるのだが、「トスで肘は曲げない」「ボールは目の高さ以上で離す」といったポイントについて、全員が行っていることが確認できる。
まあ、そうそうたるメンバーが全員違わずやってるんだから、合理的なんだろうと判断がつく。逆に、人によって違う部分があれば、そこは重要なポイントでないか、個性が許される部分の可能性もある。
これは自分にとって、明確な目安ができ、非常にありがたい。
最近では、リターンテイクバックでの腰の捻り方が分かり、練習でも成果が出ている。同じ情報でも、見方を変えることで有効性が変わる、とてもよい例だと思う。
ちなみに、この雑誌の解説文自体も「本当か~?」と疑いの目で写真を見比べる自分、、、素直じゃないなぁ・・・と自覚
2009年02月01日
やっぱり腰かな
今日は、久々にサークルの練習試合に参加。
前半大不調、後半は好調と明暗分かれたが、得るものもあっので忘れない内に書いとこう。
前半はかなりの不調。。。
朝寝ぼけたまま試合に入り、最近上手くいっていた練習ポイントを忘れてしまったのがそもそもの原因かも。
ストロークミスから弱気になり、逆に気負ってバランス崩す、という悪循環。。。
久しぶりにやっちまった~最後の1ポイントチャンスボレーを大アウト、、、これはかなり凹んだ
悪い流れのまま入った次の試合は、ほとんどのびてこない相手の死球に大苦戦。
メンタルや風の影響はあったが、まあ、止った球を安定して打つ技術が確立していないということでしょう。
後半、腰を意識してから、ミスが激減し、ほぼ全試合取れた。
まず、リターンが安定し、ほとんどポーチされなくなった。
テイクバックで、フォアは左腰、バックは右腰(自分は左利き)を斜め後ろに引く意識がビンゴ。これは、ボレーにも有効で、上体がバランス格段に良くなり、ネットポイントを大幅に稼げるようになった。
あと、苦手だったリターンを、何度か狙い通り叩けたのは自分的には嬉しい成果!
上体と下半身の逆捻りを、スイングと共にジャンプしてそれぞれ逆方向に捻る感じ。これだけしっかりした手ごたえで深く叩き込めたのは初めてかも。
これも、腰の安定あってこそ打てた感じがする。下が安定していると、目線がぶれず、ミスが減り、上もスムーズに使えることを実感できた。
心(の準備)と腰とバランスの大切さを実感できた今日の試合だった。次の練習に活かすべし!
前半大不調、後半は好調と明暗分かれたが、得るものもあっので忘れない内に書いとこう。
前半はかなりの不調。。。
朝寝ぼけたまま試合に入り、最近上手くいっていた練習ポイントを忘れてしまったのがそもそもの原因かも。
ストロークミスから弱気になり、逆に気負ってバランス崩す、という悪循環。。。
久しぶりにやっちまった~最後の1ポイントチャンスボレーを大アウト、、、これはかなり凹んだ
悪い流れのまま入った次の試合は、ほとんどのびてこない相手の死球に大苦戦。
メンタルや風の影響はあったが、まあ、止った球を安定して打つ技術が確立していないということでしょう。
後半、腰を意識してから、ミスが激減し、ほぼ全試合取れた。
まず、リターンが安定し、ほとんどポーチされなくなった。
テイクバックで、フォアは左腰、バックは右腰(自分は左利き)を斜め後ろに引く意識がビンゴ。これは、ボレーにも有効で、上体がバランス格段に良くなり、ネットポイントを大幅に稼げるようになった。
あと、苦手だったリターンを、何度か狙い通り叩けたのは自分的には嬉しい成果!
上体と下半身の逆捻りを、スイングと共にジャンプしてそれぞれ逆方向に捻る感じ。これだけしっかりした手ごたえで深く叩き込めたのは初めてかも。
これも、腰の安定あってこそ打てた感じがする。下が安定していると、目線がぶれず、ミスが減り、上もスムーズに使えることを実感できた。
心(の準備)と腰とバランスの大切さを実感できた今日の試合だった。次の練習に活かすべし!