2010年01月28日
空を仰ごう
サーブにおける構えについて、意識付けしたい点。
少しずつマシにはなってきたと思うが、自分のサーブは、まだまだ課題が多い。
サーブの場合、結構複雑な全身の動作の組み合わせなので、少しの狂いで、ボロボロになってしまうこともある。
これをいかに安定させるかと考えた時、サーブについてもやはり「良い構え」が大事なのでは、と思う。
構えが悪ければ、そこから開始される動作が正しく流れる可能性は当然低くなる。
逆に言うと、そこから開始される動作が、「自ずと正しくなってしまう(なりやすい)」、そんな構えが「良い構え」だと思う。
その一つにならないかな?という期待ポイントが、いわゆるトロフィーポーズにおける「体の上向き」。
内部意識的には顔(アゴ)を、思い切り上空に向かって上げるような感覚
自分の場合、上目づかいでボールを見上げ、案外顔は上がっていない場合が多いため、アゴをしっかり上げて「思い切り」上を向く意識が必要なようだ。
但し、この上向きは上体の反りで作るものではなく、「膝の曲げ」で作る感覚がある。
実際、トッププロのフォームでも、トロフィーポーズは、必ず膝の位置で折れ曲がる「く」の字型になっていて、上体から膝までのラインは一直線でほとんど反っていない。筋力で反るのではなく、膝の曲げでバランスを取っている感覚が楽に感じる。
この構えで感じられるメリットは、
1)トロフィーポーズ時にラケットが軽く感じる※⇒肩に余計な力が入らない
※ちょうどラケットを支える前腕部が地面と垂直になり、ラケットの重さが肘に集約されるためかと。
2)トロフィーポーズ時のラケット面がほぼ地面と垂直にセットされる⇒滑らかなスイング軌道となり脱力スイングしやすい
3)上向きのため、上へのスイングがしやすい⇒打点が自然に高くなる
など、腕で「打ち」にいってしまう自分の課題を解消してくれそうな点が多く、期待できる。
素振りの感覚では、明らかにバランス、振り切り共に良くなり、スイング全体の流れがスムーズになる。
週末の練習では、このスムーズな流れの感覚を大事にして、ボールを「打ちにいく意識」はなるべく抑えて練習してみよう。
ストロークにおける構えの実践も、膝の疲れがかなり減る実感があり、今のところ良い感じだ。
本当に使い物になるか、まだまだわからないが、ひとつひとつ楽しみつつ基礎練していこう
少しずつマシにはなってきたと思うが、自分のサーブは、まだまだ課題が多い。
サーブの場合、結構複雑な全身の動作の組み合わせなので、少しの狂いで、ボロボロになってしまうこともある。
これをいかに安定させるかと考えた時、サーブについてもやはり「良い構え」が大事なのでは、と思う。
構えが悪ければ、そこから開始される動作が正しく流れる可能性は当然低くなる。
逆に言うと、そこから開始される動作が、「自ずと正しくなってしまう(なりやすい)」、そんな構えが「良い構え」だと思う。
その一つにならないかな?という期待ポイントが、いわゆるトロフィーポーズにおける「体の上向き」。
内部意識的には顔(アゴ)を、思い切り上空に向かって上げるような感覚
自分の場合、上目づかいでボールを見上げ、案外顔は上がっていない場合が多いため、アゴをしっかり上げて「思い切り」上を向く意識が必要なようだ。
但し、この上向きは上体の反りで作るものではなく、「膝の曲げ」で作る感覚がある。
実際、トッププロのフォームでも、トロフィーポーズは、必ず膝の位置で折れ曲がる「く」の字型になっていて、上体から膝までのラインは一直線でほとんど反っていない。筋力で反るのではなく、膝の曲げでバランスを取っている感覚が楽に感じる。
この構えで感じられるメリットは、
1)トロフィーポーズ時にラケットが軽く感じる※⇒肩に余計な力が入らない
※ちょうどラケットを支える前腕部が地面と垂直になり、ラケットの重さが肘に集約されるためかと。
2)トロフィーポーズ時のラケット面がほぼ地面と垂直にセットされる⇒滑らかなスイング軌道となり脱力スイングしやすい
3)上向きのため、上へのスイングがしやすい⇒打点が自然に高くなる
など、腕で「打ち」にいってしまう自分の課題を解消してくれそうな点が多く、期待できる。
素振りの感覚では、明らかにバランス、振り切り共に良くなり、スイング全体の流れがスムーズになる。
週末の練習では、このスムーズな流れの感覚を大事にして、ボールを「打ちにいく意識」はなるべく抑えて練習してみよう。
ストロークにおける構えの実践も、膝の疲れがかなり減る実感があり、今のところ良い感じだ。
本当に使い物になるか、まだまだわからないが、ひとつひとつ楽しみつつ基礎練していこう
2010年01月23日
グリップを放す
スクールで、コーチとのボレスト(ストローク側)で指摘されたこと。
次第にグリップに力が入ってきてますよ~
なるほど、言われてみると、コーチとのこの練習はいつも、コーチのペースが早くなるため、ついついなにくそと余計な気合い(気負い)が入っている気がした。
グリップを握ったまま相手の強いボールを打つと、ラケットがバットに変わってしまい、ほぼアウト
そこで、ボレストでは難しいが、
打ち終わったら一度ラケットのグリップを放すイメージ
で右手(自分は左利き)だけでラケットを支える構えを作り、スプリットを入れてみた。
すると、コーチの鋭い前後左右のボールに対しても、力まず、オーバーペースになることもなく、安定してラリーができるようになった。
そういえばフェデラーもストロークでは、一球打つごとに、ラケットをクルクルと回すが、あれには似たような目的があるのかもしれない。
ラリーが白熱するほどどうしてもグリップに力が入ってしまう。
この解消法として、打ち終わるたびに
一度グリップを放す、または放すくらいに緩める
ことを習慣化してみたいと思う。
あと、ミスが増えたときに使えると実感した、緊急修正法
振り遅れる⇒ バウンド・ヒットのリズム
ペースについて行けない⇒ 打ち終わった後の構えを早くする
走らされてバランスを崩す⇒ 背筋を伸ばす
はまっているときは、どれか忘れているんだよなぁ~
脊髄反射でできるようにせねば
次第にグリップに力が入ってきてますよ~
なるほど、言われてみると、コーチとのこの練習はいつも、コーチのペースが早くなるため、ついついなにくそと余計な気合い(気負い)が入っている気がした。
グリップを握ったまま相手の強いボールを打つと、ラケットがバットに変わってしまい、ほぼアウト
そこで、ボレストでは難しいが、
打ち終わったら一度ラケットのグリップを放すイメージ
で右手(自分は左利き)だけでラケットを支える構えを作り、スプリットを入れてみた。
すると、コーチの鋭い前後左右のボールに対しても、力まず、オーバーペースになることもなく、安定してラリーができるようになった。
そういえばフェデラーもストロークでは、一球打つごとに、ラケットをクルクルと回すが、あれには似たような目的があるのかもしれない。
ラリーが白熱するほどどうしてもグリップに力が入ってしまう。
この解消法として、打ち終わるたびに
一度グリップを放す、または放すくらいに緩める
ことを習慣化してみたいと思う。
あと、ミスが増えたときに使えると実感した、緊急修正法
振り遅れる⇒ バウンド・ヒットのリズム
ペースについて行けない⇒ 打ち終わった後の構えを早くする
走らされてバランスを崩す⇒ 背筋を伸ばす
はまっているときは、どれか忘れているんだよなぁ~
脊髄反射でできるようにせねば
2010年01月22日
踵を上げても踵重心?
バランスのよいフットワークを模索する中で一点気付いた事がある。
プロやうまい人の動画(軽めのストロークラリー)を見ていると、踵は浮かせて軽やかにステップを刻んでいるが、腰は椅子に腰かけるかのように後ろに引かれた状態を維持しているように見える。錦織くんなんて特にそんな感じ。
昔から、踵を上げないと俊敏に動けないというアドバイスはあったが、踵を上げることすなわち「つま先立ち」のイメージを持っていた。
この意識だと、重心はおのづとつま先側に移り、前のめりな態勢になる。ここから腰を後ろに座るように落とそうとしても、バランスを崩してうまくいかない。
踵を上げるように見えても、重心は後ろ(踵寄り)にあるのではないだろうか
まっすぐ立った姿勢から、
踵を軽く浮かせつつ、膝の力をふっと緩めるように腰を落とす(膝が曲がる)
と、安定した姿勢を保ちやすいようだ。
この姿勢の素振りで感じられるメリットは、
・腰を落とした際に、膝への負担が少ない(太ももの筋肉に負担が来にくい)
・フットワークが軽くなる感触
・ストロークの際、バランスが維持しやすい
・ストロークの際、前方への振りぬきが大きくとりやすい
など、結構期待できそう。
プロが、何時間もの長時間、ずっと低い態勢を維持できるのも、こうした楽で効率的な姿勢を身につけているからなのではないだろうか?
いくら鍛えたって、太ももとか足の筋肉だけで長時間スクワットできるはずは無いだろう。
今週末のスクールでこっそり試してみることにしよう。
理想とする「省力テニス」の核となる重要ポイントかもしれない!
天気もよさそうだし、楽しみだ
プロやうまい人の動画(軽めのストロークラリー)を見ていると、踵は浮かせて軽やかにステップを刻んでいるが、腰は椅子に腰かけるかのように後ろに引かれた状態を維持しているように見える。錦織くんなんて特にそんな感じ。
昔から、踵を上げないと俊敏に動けないというアドバイスはあったが、踵を上げることすなわち「つま先立ち」のイメージを持っていた。
この意識だと、重心はおのづとつま先側に移り、前のめりな態勢になる。ここから腰を後ろに座るように落とそうとしても、バランスを崩してうまくいかない。
踵を上げるように見えても、重心は後ろ(踵寄り)にあるのではないだろうか
まっすぐ立った姿勢から、
踵を軽く浮かせつつ、膝の力をふっと緩めるように腰を落とす(膝が曲がる)
と、安定した姿勢を保ちやすいようだ。
この姿勢の素振りで感じられるメリットは、
・腰を落とした際に、膝への負担が少ない(太ももの筋肉に負担が来にくい)
・フットワークが軽くなる感触
・ストロークの際、バランスが維持しやすい
・ストロークの際、前方への振りぬきが大きくとりやすい
など、結構期待できそう。
プロが、何時間もの長時間、ずっと低い態勢を維持できるのも、こうした楽で効率的な姿勢を身につけているからなのではないだろうか?
いくら鍛えたって、太ももとか足の筋肉だけで長時間スクワットできるはずは無いだろう。
今週末のスクールでこっそり試してみることにしよう。
理想とする「省力テニス」の核となる重要ポイントかもしれない!
天気もよさそうだし、楽しみだ
2010年01月14日
狙いを定める
この一人上手なブログを見てくださるもの好きな探究心旺盛な皆様へ
まことに遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
妻にはいつもつまらないと評判のブログですが、何か思うところありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
この年末年始の連休は、1回しかテニスをする機会がなかったせいか、今年は最初からいまひとつモチベーションがあがらない。
これではいかん、ということで、ようやく新年の抱負とやらを考えてみた。
今年の目標(テーマ)は、
「狙いを定める」
でいこうかと思う。
もともと優柔不断で気まぐれな自分は、この意識が薄い気がする。
フィーリングで、打つコースを決めたり、練習も目的意識があいまいになってしまいがちだ。
今年は、何をするにもまず、事前に目標を決めて、それを狙う意識を常に持って練習に臨みたい。
ボールを打つコースについては、ターゲットの位置を明確にし、そこまでの飛球線もイメージしつつ練習する。
また、試合でのさまざまな状況に応じた狙い場所についても、「意識して」決め打ちしてみる。
ダブルスの決めパターン確立のために、有効と思われる配球とフォーメーションを打ち合わせしてから、実践してみる。
要は、去年までは打ち方の技術面でしかやっていなかった
「仮説」→「実践」→「フィードバック」の循環
を、すべての面に意識的に広げてみたい。
ボールのコントロール、練習方法、試合の戦術、メンタル等々・・・
できる範囲で、さまざまな観点で、まずは自分なりの「決めごと」をしてから、ボールを打ってみる。
意識的な「決めごと」が事前にあれば、結果が当たりでもはずれでも、そこから学べることは非常に増えるはずだ。
うーむ、いままでいかに頭つかってこなかったか、ともいえるなぁ
しかし、その分自分もまだまだ伸びシロあるということだ。
ともあれ今年もいろいろ楽しめそうだ。
がんばるべし
まことに遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
妻にはいつもつまらないと評判のブログですが、何か思うところありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
この年末年始の連休は、1回しかテニスをする機会がなかったせいか、今年は最初からいまひとつモチベーションがあがらない。
これではいかん、ということで、ようやく新年の抱負とやらを考えてみた。
今年の目標(テーマ)は、
「狙いを定める」
でいこうかと思う。
もともと優柔不断で気まぐれな自分は、この意識が薄い気がする。
フィーリングで、打つコースを決めたり、練習も目的意識があいまいになってしまいがちだ。
今年は、何をするにもまず、事前に目標を決めて、それを狙う意識を常に持って練習に臨みたい。
ボールを打つコースについては、ターゲットの位置を明確にし、そこまでの飛球線もイメージしつつ練習する。
また、試合でのさまざまな状況に応じた狙い場所についても、「意識して」決め打ちしてみる。
ダブルスの決めパターン確立のために、有効と思われる配球とフォーメーションを打ち合わせしてから、実践してみる。
要は、去年までは打ち方の技術面でしかやっていなかった
「仮説」→「実践」→「フィードバック」の循環
を、すべての面に意識的に広げてみたい。
ボールのコントロール、練習方法、試合の戦術、メンタル等々・・・
できる範囲で、さまざまな観点で、まずは自分なりの「決めごと」をしてから、ボールを打ってみる。
意識的な「決めごと」が事前にあれば、結果が当たりでもはずれでも、そこから学べることは非常に増えるはずだ。
うーむ、いままでいかに頭つかってこなかったか、ともいえるなぁ
しかし、その分自分もまだまだ伸びシロあるということだ。
ともあれ今年もいろいろ楽しめそうだ。
がんばるべし