2010年01月14日
狙いを定める
この一人上手なブログを見てくださるもの好きな探究心旺盛な皆様へ
まことに遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
妻にはいつもつまらないと評判のブログですが、何か思うところありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
この年末年始の連休は、1回しかテニスをする機会がなかったせいか、今年は最初からいまひとつモチベーションがあがらない。
これではいかん、ということで、ようやく新年の抱負とやらを考えてみた。
今年の目標(テーマ)は、
「狙いを定める」
でいこうかと思う。
もともと優柔不断で気まぐれな自分は、この意識が薄い気がする。
フィーリングで、打つコースを決めたり、練習も目的意識があいまいになってしまいがちだ。
今年は、何をするにもまず、事前に目標を決めて、それを狙う意識を常に持って練習に臨みたい。
ボールを打つコースについては、ターゲットの位置を明確にし、そこまでの飛球線もイメージしつつ練習する。
また、試合でのさまざまな状況に応じた狙い場所についても、「意識して」決め打ちしてみる。
ダブルスの決めパターン確立のために、有効と思われる配球とフォーメーションを打ち合わせしてから、実践してみる。
要は、去年までは打ち方の技術面でしかやっていなかった
「仮説」→「実践」→「フィードバック」の循環
を、すべての面に意識的に広げてみたい。
ボールのコントロール、練習方法、試合の戦術、メンタル等々・・・
できる範囲で、さまざまな観点で、まずは自分なりの「決めごと」をしてから、ボールを打ってみる。
意識的な「決めごと」が事前にあれば、結果が当たりでもはずれでも、そこから学べることは非常に増えるはずだ。
うーむ、いままでいかに頭つかってこなかったか、ともいえるなぁ
しかし、その分自分もまだまだ伸びシロあるということだ。
ともあれ今年もいろいろ楽しめそうだ。
がんばるべし
まことに遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
妻にはいつもつまらないと評判のブログですが、何か思うところありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
この年末年始の連休は、1回しかテニスをする機会がなかったせいか、今年は最初からいまひとつモチベーションがあがらない。
これではいかん、ということで、ようやく新年の抱負とやらを考えてみた。
今年の目標(テーマ)は、
「狙いを定める」
でいこうかと思う。
もともと優柔不断で気まぐれな自分は、この意識が薄い気がする。
フィーリングで、打つコースを決めたり、練習も目的意識があいまいになってしまいがちだ。
今年は、何をするにもまず、事前に目標を決めて、それを狙う意識を常に持って練習に臨みたい。
ボールを打つコースについては、ターゲットの位置を明確にし、そこまでの飛球線もイメージしつつ練習する。
また、試合でのさまざまな状況に応じた狙い場所についても、「意識して」決め打ちしてみる。
ダブルスの決めパターン確立のために、有効と思われる配球とフォーメーションを打ち合わせしてから、実践してみる。
要は、去年までは打ち方の技術面でしかやっていなかった
「仮説」→「実践」→「フィードバック」の循環
を、すべての面に意識的に広げてみたい。
ボールのコントロール、練習方法、試合の戦術、メンタル等々・・・
できる範囲で、さまざまな観点で、まずは自分なりの「決めごと」をしてから、ボールを打ってみる。
意識的な「決めごと」が事前にあれば、結果が当たりでもはずれでも、そこから学べることは非常に増えるはずだ。
うーむ、いままでいかに頭つかってこなかったか、ともいえるなぁ
しかし、その分自分もまだまだ伸びシロあるということだ。
ともあれ今年もいろいろ楽しめそうだ。
がんばるべし
2009年09月16日
一夜漬けも悪くない?
先週出たスクールの大会予選。ラッキードローではあったが、無事勝ち残ることが出来た。
しかし実はこのことろ、ストロークもボレーも試合でミスが多くスランプ気味。こんなんではダメかな~と、少し弱気になっていたが、前日の練習の反省と、当日の壁打ち練習で何とか結果が出せたように感じる。
試験の一夜漬け勉強のようで付け焼刃であることには変わらないが、
試合直前に自分の状況を確認し、対策を練る
ことは意味あることのようだ。
今回は、前日のスクール練習で、ストロークもボレーも最近にない絶不調だった。
ただ悩んでいても仕方ない。
今の自分でもできることは何か?
ダブルスは、自分がダメでもペアに頑張って貰えれば、勝機はある。
左利きのサーブで何とか貢献するしかなさそうだ。
サーブの切れで勝負し、浮き球をペアに決めてもらうパターンが一番有効で現実的に思えた。
そこで、サーブの切れを増すため、ヘッドを利かせるラケットワークのイメトレを前日夜に一夜漬け。当日朝に壁打ちでその感覚を試した。
そして迎えた試合。
やはりリターンが返らない。ボレーもミスだらけ。
ただ、サーブは朝のよい感覚を覚えていたため、少し調整するうちにエグイ回転サーブに
7割方リターンがまともに返らず、楽々キープ
ペアはリターンが手堅く、自分のリターンミスを帳消しにしてくれた。
40オール(デュースなし)一本勝負のリターンは、もちろんペアに「お願いしま~すm(_ _)m」
淡白な試合展開ながら、3戦全勝できた。
内容的にはさえないが、苦し紛れの一夜漬け対策が、予想通り当たってくれて、その点がとても嬉しかった。
安易に諦めず、あがいてみる。
上手くいかなくても、試合の結果から得られるものは変わってくる気がする。
勉強と同じく、本来望ましくはないが、直前の一夜漬けも捨てたものではない。やるとやらないでは雲泥の差がある。
しかし、勉強と同じく、一夜漬けで出せる結果は所詮は付け焼き刃レベル。
計画と継続。自分の弱点もしっかり反省せねばね。
しかし実はこのことろ、ストロークもボレーも試合でミスが多くスランプ気味。こんなんではダメかな~と、少し弱気になっていたが、前日の練習の反省と、当日の壁打ち練習で何とか結果が出せたように感じる。
試験の一夜漬け勉強のようで付け焼刃であることには変わらないが、
試合直前に自分の状況を確認し、対策を練る
ことは意味あることのようだ。
今回は、前日のスクール練習で、ストロークもボレーも最近にない絶不調だった。
ただ悩んでいても仕方ない。
今の自分でもできることは何か?
ダブルスは、自分がダメでもペアに頑張って貰えれば、勝機はある。
左利きのサーブで何とか貢献するしかなさそうだ。
サーブの切れで勝負し、浮き球をペアに決めてもらうパターンが一番有効で現実的に思えた。
そこで、サーブの切れを増すため、ヘッドを利かせるラケットワークのイメトレを前日夜に一夜漬け。当日朝に壁打ちでその感覚を試した。
そして迎えた試合。
やはりリターンが返らない。ボレーもミスだらけ。
ただ、サーブは朝のよい感覚を覚えていたため、少し調整するうちにエグイ回転サーブに
7割方リターンがまともに返らず、楽々キープ
ペアはリターンが手堅く、自分のリターンミスを帳消しにしてくれた。
40オール(デュースなし)一本勝負のリターンは、もちろんペアに「お願いしま~すm(_ _)m」
淡白な試合展開ながら、3戦全勝できた。
内容的にはさえないが、苦し紛れの一夜漬け対策が、予想通り当たってくれて、その点がとても嬉しかった。
安易に諦めず、あがいてみる。
上手くいかなくても、試合の結果から得られるものは変わってくる気がする。
勉強と同じく、本来望ましくはないが、直前の一夜漬けも捨てたものではない。やるとやらないでは雲泥の差がある。
しかし、勉強と同じく、一夜漬けで出せる結果は所詮は付け焼き刃レベル。
計画と継続。自分の弱点もしっかり反省せねばね。
2009年05月21日
重いラケットの効用
先日発見したF200carbon、筋トレのつもりで素振りに使ってみたところ、意外な効用があった。
重いので、無理なスイングが出来ない
腕を脱力して楽に振りきれる方法を探す
ラケットの重さを利用した無理のないスムーズなスイングに矯正される
その中で、ストローク(スピン)のインパクト近辺のラケットの振り抜き方について気付きがあった。
テイクバックし、ラケットダウンした後は腰の回転でグリップエンドを打点まで引っ張りだすが、インパクト付近では、
手首を支点にして、ラケットの上側のフレームが立っていくように回る
とスムーズに鋭く振り切れるようだ。
このとき手首はバイバイ方向の動きとなり、オイデオイデ方向の動きは無い。
その結果、ラケットを立てていく間もラケット面の向きが変わらず、コントロール向上にもつながるように思われる。
軽いラケットに持ち替えて同じことをすると、自由が利くためか、無意識に手首の力でラケットを回そうとしてしまう。
重いラケットでは、ラケットの重さに任せて自然に手首が回っていく感覚で、かえって腕が楽に振り切れるように感じられたのが面白い。
正しいスイングを探して素振りをする時は、ある程度重たいラケットの方が、効果的なのかもしれない。軽いラケットでは、腕力でスムーズなスイングを阻害してしまう可能性がある。
まずは重いラケットでスムーズなスイング感覚を見つけ、その感覚を思い出しながら、軽いラケット(現役ラケット)で丁寧に素振りを行う、なんて方法も良いかもしれない。
重いので、無理なスイングが出来ない
腕を脱力して楽に振りきれる方法を探す
ラケットの重さを利用した無理のないスムーズなスイングに矯正される
その中で、ストローク(スピン)のインパクト近辺のラケットの振り抜き方について気付きがあった。
テイクバックし、ラケットダウンした後は腰の回転でグリップエンドを打点まで引っ張りだすが、インパクト付近では、
手首を支点にして、ラケットの上側のフレームが立っていくように回る
とスムーズに鋭く振り切れるようだ。
このとき手首はバイバイ方向の動きとなり、オイデオイデ方向の動きは無い。
その結果、ラケットを立てていく間もラケット面の向きが変わらず、コントロール向上にもつながるように思われる。
軽いラケットに持ち替えて同じことをすると、自由が利くためか、無意識に手首の力でラケットを回そうとしてしまう。
重いラケットでは、ラケットの重さに任せて自然に手首が回っていく感覚で、かえって腕が楽に振り切れるように感じられたのが面白い。
正しいスイングを探して素振りをする時は、ある程度重たいラケットの方が、効果的なのかもしれない。軽いラケットでは、腕力でスムーズなスイングを阻害してしまう可能性がある。
まずは重いラケットでスムーズなスイング感覚を見つけ、その感覚を思い出しながら、軽いラケット(現役ラケット)で丁寧に素振りを行う、なんて方法も良いかもしれない。
2009年03月23日
セカンドオピニオン
病気で重要な判断が求められる時、複数の医師に意見を求めることがあるが、テニスにおいても、似たようなこと(複数の情報源を持つこと)が必要なのではないだろうか。
自分は、テニスを自己流で始めて以来、実質のテニス歴は15年ほどにもなるが、はじめてから3年~12年くらいの間は、基本自己流で通した。万年中級レベルに停滞し、ほとんど上達できた実感がない。
それに比べ、ここ2,3年の上達度合いは過去10年分を超えるような印象。
上達の意味では、過去10年も無駄にしてしまったことを考えると、ちょいと悔しい。
ここ数年、集められる情報の数だけでなく、「質」が上がっていると感じる。
ネット環境の普及で、優れたノウハウを持つコーチが、体系化したノウハウを提供してくれるようになった。
また、そのノウハウ自体も、運動/大脳生理学的な観点での研究に基づき、効果が出やすい有効なものが増えてきた。
やはり、「正しい情報」を探し、まずは「知る」ことが大切なのだと思う。
※「正しい」の自分なりの定義は、効果が体感できることと、体が痛まないこと。
うまくいかないのに、やみくもに自己流で通すのも、同じ情報源に依存し続けるのも、このご時勢、勿体無い。
病気のときはセカンドオピニオンを求めるように、テニスにおいてもセカンド、サード・・・情報を集めて、自分の判断基準を磨いていきたいものである。
自分は、テニスを自己流で始めて以来、実質のテニス歴は15年ほどにもなるが、はじめてから3年~12年くらいの間は、基本自己流で通した。万年中級レベルに停滞し、ほとんど上達できた実感がない。
それに比べ、ここ2,3年の上達度合いは過去10年分を超えるような印象。
上達の意味では、過去10年も無駄にしてしまったことを考えると、ちょいと悔しい。
ここ数年、集められる情報の数だけでなく、「質」が上がっていると感じる。
ネット環境の普及で、優れたノウハウを持つコーチが、体系化したノウハウを提供してくれるようになった。
また、そのノウハウ自体も、運動/大脳生理学的な観点での研究に基づき、効果が出やすい有効なものが増えてきた。
やはり、「正しい情報」を探し、まずは「知る」ことが大切なのだと思う。
※「正しい」の自分なりの定義は、効果が体感できることと、体が痛まないこと。
うまくいかないのに、やみくもに自己流で通すのも、同じ情報源に依存し続けるのも、このご時勢、勿体無い。
病気のときはセカンドオピニオンを求めるように、テニスにおいてもセカンド、サード・・・情報を集めて、自分の判断基準を磨いていきたいものである。
2009年02月21日
考えるべきか、考えざるべきか
最近は、雑誌だけでなく、ネットでも様々なテニスのノウハウを学ぶことができるようになり、とてもありがたい。
ただし、当然ながらそれぞれの主張も様々で、すべてを取り入れようとすると混乱の元になる。自分の場合は、それらを比較検討すること自体を楽しんでいる部分があるのでよいが、常に試合で結果を求められるシリアスプレーヤーには、結構リスクがあると思う。
それらの情報を大きく分類すると、体の使い方を細かに解説するものと、体の使い方は考えない(考えてはいけない)、という2種類に分かれる。
前者は、昔からよくある、サーブの構えでは肘は90度に、といったもので、頭(知識)で覚える(考える)方法論。
後者は、比較的最近増えてきているもので、人間の脳の仕組みからして、個々の体のパーツに意識を持つことが却ってバランスを崩す、といった主張をしている。(考えない方法論)
自分は、これと決めずに、色々な方法を自分を実験台に試しているが、感想としては、両者ともに使えるものは、使える、簡単に優劣はつけがたい。
ただ、両者は相反する主張をしているだけに、自分でも迷いが生じるのは避けられない。
うまい人に、テニスに関するアドバイスを求めると、「テニスはタイミングだよ」、というレベルのおおまかな回答しか帰ってこないことが多い。そういう面では、「考えない」方が優勢な気もするのだが、「考えて」やるのは、プロセス自体が結構楽しいし、ものによっては十分効果があるので、やめたくはない。
(こうして中途半端な自分のテニスは、なかなか上達しないのであろう。。。)
最近は、イメトレ(部屋での素振り)では、「考える」練習、実際のコートでは、アップや球出しまでは「考える」、ラリー練習以降は「考えない」、と使い分け始めた。これでうまくいくとよいのだが・・・
ただし、当然ながらそれぞれの主張も様々で、すべてを取り入れようとすると混乱の元になる。自分の場合は、それらを比較検討すること自体を楽しんでいる部分があるのでよいが、常に試合で結果を求められるシリアスプレーヤーには、結構リスクがあると思う。
それらの情報を大きく分類すると、体の使い方を細かに解説するものと、体の使い方は考えない(考えてはいけない)、という2種類に分かれる。
前者は、昔からよくある、サーブの構えでは肘は90度に、といったもので、頭(知識)で覚える(考える)方法論。
後者は、比較的最近増えてきているもので、人間の脳の仕組みからして、個々の体のパーツに意識を持つことが却ってバランスを崩す、といった主張をしている。(考えない方法論)
自分は、これと決めずに、色々な方法を自分を実験台に試しているが、感想としては、両者ともに使えるものは、使える、簡単に優劣はつけがたい。
ただ、両者は相反する主張をしているだけに、自分でも迷いが生じるのは避けられない。
うまい人に、テニスに関するアドバイスを求めると、「テニスはタイミングだよ」、というレベルのおおまかな回答しか帰ってこないことが多い。そういう面では、「考えない」方が優勢な気もするのだが、「考えて」やるのは、プロセス自体が結構楽しいし、ものによっては十分効果があるので、やめたくはない。
(こうして中途半端な自分のテニスは、なかなか上達しないのであろう。。。)
最近は、イメトレ(部屋での素振り)では、「考える」練習、実際のコートでは、アップや球出しまでは「考える」、ラリー練習以降は「考えない」、と使い分け始めた。これでうまくいくとよいのだが・・・
2009年02月06日
トッププロのフォームから学ぶ
最近お気に入りのテニス雑誌がある。
トッププレーヤーのショットを同じタイミングで何人も並べた写真が掲載されている。
これまでも、あるプレーヤーの特定ショットの連続写真は、いくらでも雑誌で見ることができたが、同じタイミングでそれぞれがどんなフォームをしているかを集めたものは、初めてで斬新だ。
今はテニスの技術に関する情報量も豊富でありがたい反面、どれがよい(合理的)か判断に困り、混乱することも多い。
この雑誌の切り口で見ると、例えば表紙からして、プロのサーブのトスの写真が並んでいるのだが、「トスで肘は曲げない」「ボールは目の高さ以上で離す」といったポイントについて、全員が行っていることが確認できる。
まあ、そうそうたるメンバーが全員違わずやってるんだから、合理的なんだろうと判断がつく。逆に、人によって違う部分があれば、そこは重要なポイントでないか、個性が許される部分の可能性もある。
これは自分にとって、明確な目安ができ、非常にありがたい。
最近では、リターンテイクバックでの腰の捻り方が分かり、練習でも成果が出ている。同じ情報でも、見方を変えることで有効性が変わる、とてもよい例だと思う。
ちなみに、この雑誌の解説文自体も「本当か~?」と疑いの目で写真を見比べる自分、、、素直じゃないなぁ・・・と自覚
トッププレーヤーのショットを同じタイミングで何人も並べた写真が掲載されている。
これまでも、あるプレーヤーの特定ショットの連続写真は、いくらでも雑誌で見ることができたが、同じタイミングでそれぞれがどんなフォームをしているかを集めたものは、初めてで斬新だ。
今はテニスの技術に関する情報量も豊富でありがたい反面、どれがよい(合理的)か判断に困り、混乱することも多い。
この雑誌の切り口で見ると、例えば表紙からして、プロのサーブのトスの写真が並んでいるのだが、「トスで肘は曲げない」「ボールは目の高さ以上で離す」といったポイントについて、全員が行っていることが確認できる。
まあ、そうそうたるメンバーが全員違わずやってるんだから、合理的なんだろうと判断がつく。逆に、人によって違う部分があれば、そこは重要なポイントでないか、個性が許される部分の可能性もある。
これは自分にとって、明確な目安ができ、非常にありがたい。
最近では、リターンテイクバックでの腰の捻り方が分かり、練習でも成果が出ている。同じ情報でも、見方を変えることで有効性が変わる、とてもよい例だと思う。
ちなみに、この雑誌の解説文自体も「本当か~?」と疑いの目で写真を見比べる自分、、、素直じゃないなぁ・・・と自覚
2008年01月27日
ペースダウンも大切だ
と、最近特に思う。
何のことかと言えば、練習するときのボールや体の動きのことである。
スクールの練習では、中上級者やコーチの速いペースのラリー練習がどうしても中心になるため、せっかく自分で学んでトライしてみたいことを実践しようとしても、ペースについていけず、なかなか新しいことが試しにくい。
最近の脳の仕組みをベースにしたメソッドでよく言われることだが、「頭で考えながらやっても、体は自然に動かず上達しない」、という主張を証明しているようなものかもしれない。
こういったメソッドでは、「考え」(=雑念)を捨てて、集中力を高め、人間本来持っている感覚を研ぎ澄ますことに専念する。
確かに、実践してみると、至近距離のボレーボレーなどで、自分でも信じられない反応が出来てしまったりするのは確か。
とは言うものの。。。
これだけだと、正直色々追求する楽しみがないし、悪い癖など自分の枠を超えられない気がする。
新しい技術を身につけるには、上級も初級も関係なく、ボールも体の動きも、ゆっくりとしたペースでの、反復練習が欠かせないと思う。
幸い、自分の所属サークルは、基礎練習の時間も結構取ってくれるので、これができて非常にありがたい。
一方スクールの練習では、ショットの質を上げるための基礎練は半ば諦め、集中力や反射神経の訓練の場と考えて、目的を分けて練習するようにしている。
この両方の組み合わせで何とか上達できればと思う。
まあ、自分の実力・スキルでは、基礎練時間が全然足りていないのが、つらいところだ。
もう少し暖かくなったら、まじで壁うちでもせねば。。。
何のことかと言えば、練習するときのボールや体の動きのことである。
スクールの練習では、中上級者やコーチの速いペースのラリー練習がどうしても中心になるため、せっかく自分で学んでトライしてみたいことを実践しようとしても、ペースについていけず、なかなか新しいことが試しにくい。
最近の脳の仕組みをベースにしたメソッドでよく言われることだが、「頭で考えながらやっても、体は自然に動かず上達しない」、という主張を証明しているようなものかもしれない。
こういったメソッドでは、「考え」(=雑念)を捨てて、集中力を高め、人間本来持っている感覚を研ぎ澄ますことに専念する。
確かに、実践してみると、至近距離のボレーボレーなどで、自分でも信じられない反応が出来てしまったりするのは確か。
とは言うものの。。。
これだけだと、正直色々追求する楽しみがないし、悪い癖など自分の枠を超えられない気がする。
新しい技術を身につけるには、上級も初級も関係なく、ボールも体の動きも、ゆっくりとしたペースでの、反復練習が欠かせないと思う。
幸い、自分の所属サークルは、基礎練習の時間も結構取ってくれるので、これができて非常にありがたい。
一方スクールの練習では、ショットの質を上げるための基礎練は半ば諦め、集中力や反射神経の訓練の場と考えて、目的を分けて練習するようにしている。
この両方の組み合わせで何とか上達できればと思う。
まあ、自分の実力・スキルでは、基礎練時間が全然足りていないのが、つらいところだ。
もう少し暖かくなったら、まじで壁うちでもせねば。。。
2007年01月09日
スピード違反?
自分ではまだ若いつもりだが、テニスを始めてはや15年以上、プロではシニアツアーの年代になってしまった。。。
というわけで、自分がテニスにはまった頃は一(二?)昔前のことであり、よく見ていた選手もプレー自体も今とは全く違う。
今や4大大会でもテニスは民放ではほとんど見られなくなってしまったが、当時は明治屋(ジャムが有名)提供のテニス番組を毎週末の朝にやっていて、欠かさず見たものである。
今よりサーブ&ボレーのプレーヤーが多く、ストローカーとのスリリングな名勝負が凄く多かった。特にマッツ・ビランデルという選手が大好きで、パット・キャッシュ(ボレーヤー、全英優勝あり)がネットに出たところを、あえて狭いダウンザラインのパスを決めるワザは、全身鳥肌ものだった。
90年代後半頃から、ラケットの進化と共に凄いスピードテニス時代になってしまったのが個人的には残念だ。純粋なボレーヤーは絶滅寸前(ヘンマンくらいしか知らない)で、ポイントもサービスエースか、ストロークミスで決まることが多いので、見ていて熱くなれない
筋肉もりもりのナダルやロディックが厚ラケ使うなんて反則なんじゃないかなぁ。。。
現実味はないけど、ラケットもプロは厚ラケ禁止、とかルール(ラケット規制?)が出来たら面白そうだと思う。
でも、自分はしっかりラケットパワーの恩恵を受けたいけどね。
というわけで、自分がテニスにはまった頃は一(二?)昔前のことであり、よく見ていた選手もプレー自体も今とは全く違う。
今や4大大会でもテニスは民放ではほとんど見られなくなってしまったが、当時は明治屋(ジャムが有名)提供のテニス番組を毎週末の朝にやっていて、欠かさず見たものである。
今よりサーブ&ボレーのプレーヤーが多く、ストローカーとのスリリングな名勝負が凄く多かった。特にマッツ・ビランデルという選手が大好きで、パット・キャッシュ(ボレーヤー、全英優勝あり)がネットに出たところを、あえて狭いダウンザラインのパスを決めるワザは、全身鳥肌ものだった。
90年代後半頃から、ラケットの進化と共に凄いスピードテニス時代になってしまったのが個人的には残念だ。純粋なボレーヤーは絶滅寸前(ヘンマンくらいしか知らない)で、ポイントもサービスエースか、ストロークミスで決まることが多いので、見ていて熱くなれない
筋肉もりもりのナダルやロディックが厚ラケ使うなんて反則なんじゃないかなぁ。。。
現実味はないけど、ラケットもプロは厚ラケ禁止、とかルール(ラケット規制?)が出来たら面白そうだと思う。
でも、自分はしっかりラケットパワーの恩恵を受けたいけどね。
2007年01月04日
室内素振りの効能
妙なブログのタイトル通り、私は室内で素振りをするのが好きだ。
もちろん狭い部屋の中で、思い切りスイングできる訳ではないが、週一プレーヤーにとっては貴重な練習になると信じている。(何もコートでボールを打つことだけがテニスではないと思う。)
素振り部屋(勝手に命名)は、へやの隣合った2面に窓があり、雨戸を閉めて、部屋の明かりをつけると2面の鏡になってくれる。
テニスのスイング習得は、うまい人(コーチやプロなど)のスイングを繰り返し見て、イメージトレーニングすることが大事だと思う。その際、鏡付き部屋での素振りは非常に役に立つ。
大抵の人が自分のプレー中の姿をビデオで見ると、愕然またはがっかりするように、自分のつかんだ「イメージ」を正しく体現する(刷り合わせる)のは非常に難しいことだと思う。また、正しいイメージを持ってコートで練習しても、いざボールを打とうとするとどうしてもボールにうまく合わせよう、という意識が働き、悪い癖が戻ってしまうのがオチではないかと(←経験)。
そこで、この「イメージの刷り合わせ」を身につけるには、ボールを打つことは一度置いておいて、素振りで体に新しいイメージ(感覚)を植えつけるべきではないかと思う。これがうまくはまると、ある日突然ボールを打つ練習でも「開眼」してしまったりするので、コレがまたやめられないのである。(私が苦手だったボレーの感覚を習得したきっかけはコレだった。)
難点はやはり熱中しすぎて家具、壁を破壊するリスクであり、大概家族の理解を得にくいことである。。。(二度とサーブのフルスイングはしません)
もちろん狭い部屋の中で、思い切りスイングできる訳ではないが、週一プレーヤーにとっては貴重な練習になると信じている。(何もコートでボールを打つことだけがテニスではないと思う。)
素振り部屋(勝手に命名)は、へやの隣合った2面に窓があり、雨戸を閉めて、部屋の明かりをつけると2面の鏡になってくれる。
テニスのスイング習得は、うまい人(コーチやプロなど)のスイングを繰り返し見て、イメージトレーニングすることが大事だと思う。その際、鏡付き部屋での素振りは非常に役に立つ。
大抵の人が自分のプレー中の姿をビデオで見ると、愕然またはがっかりするように、自分のつかんだ「イメージ」を正しく体現する(刷り合わせる)のは非常に難しいことだと思う。また、正しいイメージを持ってコートで練習しても、いざボールを打とうとするとどうしてもボールにうまく合わせよう、という意識が働き、悪い癖が戻ってしまうのがオチではないかと(←経験)。
そこで、この「イメージの刷り合わせ」を身につけるには、ボールを打つことは一度置いておいて、素振りで体に新しいイメージ(感覚)を植えつけるべきではないかと思う。これがうまくはまると、ある日突然ボールを打つ練習でも「開眼」してしまったりするので、コレがまたやめられないのである。(私が苦手だったボレーの感覚を習得したきっかけはコレだった。)
難点はやはり熱中しすぎて家具、壁を破壊するリスクであり、大概家族の理解を得にくいことである。。。(二度とサーブのフルスイングはしません)