2010年03月30日
クルブシを滑り込ませる
週末のダブルスゲーム練習で気付いた修正ポイント。これまた大事な点と思われるので。
序盤からリターンがひどく、ゆるく短いサーブほどアウトするミスが続出だった。
ようやく休憩に入れたところで、いろいろと反省してみた。
脱力によりスイングパワーが大きくなった分、気持ちも少し粗くなり、バランスが悪いようだった。
短いボールに対してバランス良く入るためのポイントを思い出した。
足先(踵?横向きなのでクルブシか?)を先に滑り込ませるイメージ
脱力スイングの教えによると、まっすぐにした軸(背骨から骨盤)の下側を前方に先行させることでパワーとバランスが生まれるらしい。
尾てい骨や仙骨から、などというが、自分の感覚としては、前足のクルブシを先に振りだしていくイメージが結果的にやりやすいようだ。
今になって思うことだが、この感覚は、イチローの振り子打法に近い気がする。
野球とテニスではスタンスと踏み込み方自体の違いがあるが、フォアハンドで前足を踏み込む打ち方については、前足をイチローのごとく振り子にするイメージで前に放り出していくと、クルブシから入っていく感覚になる。
ちなみに野球は前足を後ろ軸足の前方から交差するように振り出していくが、テニスではセミオープン的な構えから前足を踏み込むことが多いため、交差することはない。
とはいえ、重心の移し方や前足の脱力した振り出し方は似ているように思う。
このことを思い出し、後半の2試合を試してみたところ、案の定にわかにバランスがよくなり、リターンの精度が上がった。
特に前に短く浅いボールに対して自然にバランスよく重心を落としつつ打点に入れる感覚があり、バランスが良くなった点が印象的だった。
ボール自体もしっかりスピンがかかるようになり、脱力系の少々ラフなスイングでもしっかりベースラインに収まるようになってきた。
あと、このポイントは、実はボレーでは最重要ともいえるポイントだと感じているが、これを思い出したとたん(試合になると身ついていないことは忘れてしまうものだ)に、ボレーのコントロールとキレが上がり、拾われていたボレーも一発でエースになるポイントが増えた。
自分的には、休憩前後で別人になったような感覚。これだからテニスの探究はやめられない
この体の使い方、試せば試すほどかなり本質的なポイントであるように感じてきている。
すべてのショットにおいて、実践・試行錯誤しつつ、是非身につけていきたい。
序盤からリターンがひどく、ゆるく短いサーブほどアウトするミスが続出だった。
ようやく休憩に入れたところで、いろいろと反省してみた。
脱力によりスイングパワーが大きくなった分、気持ちも少し粗くなり、バランスが悪いようだった。
短いボールに対してバランス良く入るためのポイントを思い出した。
足先(踵?横向きなのでクルブシか?)を先に滑り込ませるイメージ
脱力スイングの教えによると、まっすぐにした軸(背骨から骨盤)の下側を前方に先行させることでパワーとバランスが生まれるらしい。
尾てい骨や仙骨から、などというが、自分の感覚としては、前足のクルブシを先に振りだしていくイメージが結果的にやりやすいようだ。
今になって思うことだが、この感覚は、イチローの振り子打法に近い気がする。
野球とテニスではスタンスと踏み込み方自体の違いがあるが、フォアハンドで前足を踏み込む打ち方については、前足をイチローのごとく振り子にするイメージで前に放り出していくと、クルブシから入っていく感覚になる。
ちなみに野球は前足を後ろ軸足の前方から交差するように振り出していくが、テニスではセミオープン的な構えから前足を踏み込むことが多いため、交差することはない。
とはいえ、重心の移し方や前足の脱力した振り出し方は似ているように思う。
このことを思い出し、後半の2試合を試してみたところ、案の定にわかにバランスがよくなり、リターンの精度が上がった。
特に前に短く浅いボールに対して自然にバランスよく重心を落としつつ打点に入れる感覚があり、バランスが良くなった点が印象的だった。
ボール自体もしっかりスピンがかかるようになり、脱力系の少々ラフなスイングでもしっかりベースラインに収まるようになってきた。
あと、このポイントは、実はボレーでは最重要ともいえるポイントだと感じているが、これを思い出したとたん(試合になると身ついていないことは忘れてしまうものだ)に、ボレーのコントロールとキレが上がり、拾われていたボレーも一発でエースになるポイントが増えた。
自分的には、休憩前後で別人になったような感覚。これだからテニスの探究はやめられない
この体の使い方、試せば試すほどかなり本質的なポイントであるように感じてきている。
すべてのショットにおいて、実践・試行錯誤しつつ、是非身につけていきたい。
2010年03月19日
平常心を保つ
このところ、あまりテニスできる機会がなく、実践ネタがなかなか書けない。。
ということもあり、大事にしたい心構え(とは言えほとんど出来ていない)について、自分の意識にすりこむべく書いておこう。
試合では、委縮、緊張、勝ちビビり、などなどうれしくないメンタル状態にいつも付きまとわれる。
これらは、一言でいえば平常心を失っているということだろう。
いろいろな本やネットでこうしたテーマは良く取り上げられているが、それらを総じて言えることは、
緊張、やビビりなどの感情が発生すること自体は自然なことであり、さほど問題ではないということらしい。
問題なのは、自然に発生したネガティブな感情に気付かない、もしくは浸ってしまい、条件反射的に行動してしまうこと。
弱気に浸って負ける言い訳を考えだしたり、緊張感から逃げるようにあわててサーブしてしまったり、などなど。。
こうなってしまうと、その試合の勝負はほぼ決してしまう上、その試合経験から得られるものは、「苦い思い出」以外に無くなってしまう。
気をつけるべきは、
まず、自分のメンタルの変化に気づくこと
そして、その気持ちに浸らず、理性を働かせること
たとえば、緊張して、サーブをあせってダブルフォルトが増えている場合、あせりを感じた時点で、サーブの構えを解き、深呼吸を入れる。そして感謝の気持ちを思い出す。
また、逆に調子が良くて、バカ打ちミスが出てきた場合、浮ついた気持ちにまず気付く。そして、何が功を奏してゲームを先行できていたのか、何が相手に有効なのかを振り返り、プレーを修正するなど。
要は、感情の変化はやむを得ないものとして、受け入れる。但し、もう一人の自分(意識)で敏感にそれを感じ、条件反射ではなく、理性による行動につなげるということ。
平常心を保つといっても、冷静なメンタルをキープし続ける必要はないと思えば、多少は気が楽だ。
心の波風にアンテナを張り、それをフラットに戻すこと。それを繰り返すことが大事なのではないだろうか。
ほとんど出来ていないが、きっとこんな心構えで試合に臨めれば、試合経験から学べることも増えて負け試合も楽しめるようになるかもしれない。
今年は、技術だけでなく、こういうところもバージョンアップしていきたい。
ということもあり、大事にしたい心構え(とは言えほとんど出来ていない)について、自分の意識にすりこむべく書いておこう。
試合では、委縮、緊張、勝ちビビり、などなどうれしくないメンタル状態にいつも付きまとわれる。
これらは、一言でいえば平常心を失っているということだろう。
いろいろな本やネットでこうしたテーマは良く取り上げられているが、それらを総じて言えることは、
緊張、やビビりなどの感情が発生すること自体は自然なことであり、さほど問題ではないということらしい。
問題なのは、自然に発生したネガティブな感情に気付かない、もしくは浸ってしまい、条件反射的に行動してしまうこと。
弱気に浸って負ける言い訳を考えだしたり、緊張感から逃げるようにあわててサーブしてしまったり、などなど。。
こうなってしまうと、その試合の勝負はほぼ決してしまう上、その試合経験から得られるものは、「苦い思い出」以外に無くなってしまう。
気をつけるべきは、
まず、自分のメンタルの変化に気づくこと
そして、その気持ちに浸らず、理性を働かせること
たとえば、緊張して、サーブをあせってダブルフォルトが増えている場合、あせりを感じた時点で、サーブの構えを解き、深呼吸を入れる。そして感謝の気持ちを思い出す。
また、逆に調子が良くて、バカ打ちミスが出てきた場合、浮ついた気持ちにまず気付く。そして、何が功を奏してゲームを先行できていたのか、何が相手に有効なのかを振り返り、プレーを修正するなど。
要は、感情の変化はやむを得ないものとして、受け入れる。但し、もう一人の自分(意識)で敏感にそれを感じ、条件反射ではなく、理性による行動につなげるということ。
平常心を保つといっても、冷静なメンタルをキープし続ける必要はないと思えば、多少は気が楽だ。
心の波風にアンテナを張り、それをフラットに戻すこと。それを繰り返すことが大事なのではないだろうか。
ほとんど出来ていないが、きっとこんな心構えで試合に臨めれば、試合経験から学べることも増えて負け試合も楽しめるようになるかもしれない。
今年は、技術だけでなく、こういうところもバージョンアップしていきたい。
2010年03月02日
両足幅跳び
スプリットステップに関するふとした思いつき。
よいステップは、すばやく次の動きができるとともに、動きやすいバランスを保っている必要があると思う。
サーブアンドボレーのファーストボレーでバランスを崩しやすいのは、ステップの仕方が悪いのでは、と以前から気になっている。
最近、考えているバランスの良い構えは、
・上体は、まっすぐで、地面と垂直
・下半身は、股関節を緩め、「高い椅子に腰かける」ように少し踵寄りに重心を置く
イメージ。
結構大きくステップをとる場合に限るかもしれないが、バランス良い構えを作るステップの方法について、
両足幅跳び(止まった上体から両足をそろえて跳ぶ方法。体育の体力測定でよくやるやつ。)
なんて、どうだろうか
両手の反動を使う感じで、ラケットを構えながらこれをやってみると、着地時のバランスが結構良い感じだ。
また、手の反動を使うためか、ラケットも自然に高めに楽にセットできる感覚がある。
サーブアンドボレーや、リターン、またサーバーサイドの前衛でサーブ直後にポーチを狙う際など、ある程度大胆に動ける場合に使えないだろうか
逆に小さく素早いステップが必要な時は、「膝の抜き」、とうまく使い分けられるとよいかもしれない。
まあ思いつきレベルではあるが、次回の練習からさっそく試してみたい。
テニスはとにかくバランスとリズムとタイミング
バランスを改善するための良いきっかけになってくれるといいのだが。。
よいステップは、すばやく次の動きができるとともに、動きやすいバランスを保っている必要があると思う。
サーブアンドボレーのファーストボレーでバランスを崩しやすいのは、ステップの仕方が悪いのでは、と以前から気になっている。
最近、考えているバランスの良い構えは、
・上体は、まっすぐで、地面と垂直
・下半身は、股関節を緩め、「高い椅子に腰かける」ように少し踵寄りに重心を置く
イメージ。
結構大きくステップをとる場合に限るかもしれないが、バランス良い構えを作るステップの方法について、
両足幅跳び(止まった上体から両足をそろえて跳ぶ方法。体育の体力測定でよくやるやつ。)
なんて、どうだろうか
両手の反動を使う感じで、ラケットを構えながらこれをやってみると、着地時のバランスが結構良い感じだ。
また、手の反動を使うためか、ラケットも自然に高めに楽にセットできる感覚がある。
サーブアンドボレーや、リターン、またサーバーサイドの前衛でサーブ直後にポーチを狙う際など、ある程度大胆に動ける場合に使えないだろうか
逆に小さく素早いステップが必要な時は、「膝の抜き」、とうまく使い分けられるとよいかもしれない。
まあ思いつきレベルではあるが、次回の練習からさっそく試してみたい。
テニスはとにかくバランスとリズムとタイミング
バランスを改善するための良いきっかけになってくれるといいのだが。。