2010年02月11日
スプリットステップの跳び方
テニスの基本で必ず語られるスプリットステップについて、スクール練習で、結構大事そうなポイントの気付きがあったので、記録記録
気付いた点は、バランスと反応が良くなるスプリットステップの「跳び方」。
4UPの形式でボレーの練習をした時、はじめは正面のコーチから不意に打たれるストレートのボールにうまく反応できず、反応できてもバランスが悪くミスが多かった。
自分が休みのタイミングでコーチのステップを眺めていて、ふと気付いたのが、スプリットステップで着地した時の姿勢。
上体は垂直で、腰から下は「高い椅子に腰かける」ような形で、少し沈み込んでいる。
以前にストロークの構えにおける「踵重心」について書いたが、ストロークにおいても、後ろ軸足側の腰から下が常に「腰かけ」姿勢のように感じられていた。もしやボレーの構えも同じことかもと思い、さっそく試してみた。
腰から下だけ、少し前方へ跳ぶ
着地は、気持ち踵重心で、高い椅子に腰かけるような形で少し沈み込む。(上体は垂直)
結果は上々
・反応できなかったストレートのボールも余裕を持って返せた。
・センターよりのボールもスムーズにポーチできた。
・ふいに来る浮き球も落ち着いて、バランスよく叩きにいけた。
あと、別のコーチのアドバイスに従って、ステップを小さくし、ジャンプというより、ほんの少し体を沈み込ませるようにしてみた。
これまた上々!
ストレートアタックにも素早く反応できて、余裕がある分コースや回転で狙っていけた。
これって古武術でいうところの「膝の抜き」というやつかもしれない。
膝を瞬時に緩めることで、かすかに両足を浮かせ、体を沈めるような動き。急な動き出しや、方向転換の際、筋肉の反動で動くより、素早く動ける、ということでよく紹介されている。
コーチの言う小さいスプリットステップは、「膝の抜き」に近いようだ。確かに反応の速さが違った気がする。
腰から下を少しだけ前方にステップ(「膝の抜き」)することで、その後のボレーのバランスもよくなるようだ。
ちなみに、リターンの際、前方に踏み込みながらスプリットをしろ、とよく言われるが、もしかすると、これも腰下前方ステップを実践するための初期動作なのかも
次回の練習では、是非そのあたりの感覚を試してみたい。
スプリットステップは、あらゆる場面での必須科目なので、そのコツが掴めれば、全体的なプレーの質を上げられるかもしれない。
またまた、楽しい課題(検証仮説)が増え、頭でっかちになる一方だが。。
気付いた点は、バランスと反応が良くなるスプリットステップの「跳び方」。
4UPの形式でボレーの練習をした時、はじめは正面のコーチから不意に打たれるストレートのボールにうまく反応できず、反応できてもバランスが悪くミスが多かった。
自分が休みのタイミングでコーチのステップを眺めていて、ふと気付いたのが、スプリットステップで着地した時の姿勢。
上体は垂直で、腰から下は「高い椅子に腰かける」ような形で、少し沈み込んでいる。
以前にストロークの構えにおける「踵重心」について書いたが、ストロークにおいても、後ろ軸足側の腰から下が常に「腰かけ」姿勢のように感じられていた。もしやボレーの構えも同じことかもと思い、さっそく試してみた。
腰から下だけ、少し前方へ跳ぶ
着地は、気持ち踵重心で、高い椅子に腰かけるような形で少し沈み込む。(上体は垂直)
結果は上々
・反応できなかったストレートのボールも余裕を持って返せた。
・センターよりのボールもスムーズにポーチできた。
・ふいに来る浮き球も落ち着いて、バランスよく叩きにいけた。
あと、別のコーチのアドバイスに従って、ステップを小さくし、ジャンプというより、ほんの少し体を沈み込ませるようにしてみた。
これまた上々!
ストレートアタックにも素早く反応できて、余裕がある分コースや回転で狙っていけた。
これって古武術でいうところの「膝の抜き」というやつかもしれない。
膝を瞬時に緩めることで、かすかに両足を浮かせ、体を沈めるような動き。急な動き出しや、方向転換の際、筋肉の反動で動くより、素早く動ける、ということでよく紹介されている。
コーチの言う小さいスプリットステップは、「膝の抜き」に近いようだ。確かに反応の速さが違った気がする。
腰から下を少しだけ前方にステップ(「膝の抜き」)することで、その後のボレーのバランスもよくなるようだ。
ちなみに、リターンの際、前方に踏み込みながらスプリットをしろ、とよく言われるが、もしかすると、これも腰下前方ステップを実践するための初期動作なのかも
次回の練習では、是非そのあたりの感覚を試してみたい。
スプリットステップは、あらゆる場面での必須科目なので、そのコツが掴めれば、全体的なプレーの質を上げられるかもしれない。
またまた、楽しい課題(検証仮説)が増え、頭でっかちになる一方だが。。
コメントありがとうございます!
また、タイトルにも共感いただき、うれしいです。^^)
うちは部屋の素振り、原則禁止ということになっているようですが、しらを切りつつ?(とはいえ遠慮がちに)しぶとく続けています。
イメトレには最適ですが、プレーが小さくなるリスクが難点です
かね?^^;)
リンクは全然構いませんよ~。
今後よろしくお願いします、ということで私も張らせて下さいね。
ステップは、ピョンとインパクトの瞬間に
跳ぶものだと思っていましたが、一歩速くですよね
相手のインパクトの瞬間には、着地!!
つい相手の打ち方や面など見入ってしまい、自分を
忘れてしまい、あっ!きたぁ~!と反応できず、ミス・・
やはりほとんどダブルスなら、ペアと同時に着地し
次にどちらに、きても反応できると、大体返せます
速い時間にあっという間に返って来るので、忙しいですね
呼吸も忘れてはいけないしねぇ~♪
ほんとうにダブルスは忙しいですね。
小さいステップの効果で今日もボレーは好調でしたが、慣れる
までは意識がいりそうなので、展開が速いとオタオタします。^^;)
でも、タイミングとバランスがよく出来ると、ポーチなど自然に
出られれて非常によい感じです。なんというか、無意識に読み
が出来る感じがします。
私は全英じゃなくて前衛(変換ミスちょっとおもしろいのでのこ
したりして^^;)での動きが悪いので、ここから改善していけたら
なぁと思ってます。
頑張りま~す^^)
論理的な話題がまた楽しく、お気に入りに登録させて頂いております。お断りも無く、すみません.m^ ^m--.
テニスの基本の姿勢になっています。少し腰を落とす=膝を緩めて、足の10本指に力入れず、でも羅針盤の役割をして
いるのかななんて。
相手方ボール離れると同時に着地し、鼓動の如くフットワークしているつもりですが、取り逃すのも多いです ^ ^;
気にせずに出来るようになりたいです。
妻にはいつもわけのわからないマニア扱いされているので、
そう言って頂けるとうれしいです。*^o^*)
マニアと言われようが^^;)、細かく追及していくと、「腰かけ」
姿勢などストロークでもボレーでも共通の要素が見つかったり
して、面白いです。こういう共通の要素が基礎なのかな、などと
思ったりもします。
楽で自然に素早い反応ができる姿勢やリズムがその人にとって
の正解なのだと思います。
bowlさんも、いろいろと試してみてくださいね~
今回の記事も何度も頷きながら読ませていただきました。
踵重心、上体を垂直に保つ、膝の抜き・・・
さすがマニアックなgayaちゃん、深いですね!
どれも普通のレッスン書には書かれていないことなんですが、上手い人ほどこれができているように思います。
私も少し前から取り組んでいますが、まだまだですね~
部屋で素振りは私もめげずに続けています。
「継続は力なり」ですね!妻には相変わらず叱られますが^^;
古武術はSAT-TUNさんのお得意分野でしたね。
私は最近関連本を読み流してみた程度ですが、それでも十分
使えそうな要素がたくさんあって、面白いですね。
私もSAT-TUNさんと同じく「常識にとらわれない」ことは心がけ
ています。残念ながらスクールや雑誌の知識だけでは限界が
あることはこれまで十二分に経験したもので。。
部屋の素振りは、5歳の娘にも注意されますが^^;)、
「素振りしないとパパ死んじゃう」とかぬかしながら、
なんとか許しを得ています。(情けな!)
でも、本当に死んでしまうかも・・・^^;;;)